『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて尾田栄一郎氏が連載中の海洋冒険ロマン漫画『ONE PIECE(ワンピース)』。8月6日から全国で公開中の劇場版第15作『ONE PIECE FILM RED』はシャンクスの娘、ウタが登場するとあって公開前から大きな注目を集め、9月26日の段階で1126万人を動員。興行収入は157億円に迫っている。
この記録的な大ヒットのかげには、ヒロインのウタの特徴的なビジュアルや存在、歌を担当したアーティストAdoの歌声なども影響していることだろう。そこで今回は『ワンピース』に登場する女性キャラの中で誰のビジュアルが人気なのかを10代からから40代の男性200名にリサーチ。尾田栄一郎氏の描く「ビジュアル最強」のキャラに迫っていこう。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
※以下には、コミック『ワンピース』の一部内容が含まれています。ストーリーを解説するのが本記事の主目的ではありませんが、気になる方はご注意ください。
■第3位:アラバスタの美しき宝石「ネフェルタリ・ビビ」
全体の10%の支持を受け、第3位に選ばれたのはアラバスタ王国の王女・ネフェルタリ・ビビ。ウェーブのかかった青いロングヘアと、強い意志を秘めた凛々しい顔立ちが印象的な少女だ。
少々お転婆が過ぎるところがあるが、平和を愛し国民のことを思いやれる優しさと芯の強さを併せ持っている。その反面、他者のためなら自分の命を顧みない、むちゃな行動をすることも多く、ルフィにたしなめられる場面もあった。
作中ではアラバスタ王国の乗っ取りを企む秘密犯罪組織「バロックワークス」の正体を探るため、自ら工作員として潜入。その先でルフィたちと出会い、一緒に冒険を繰り広げ、親交を深める。アラバスタの王女として自ら行動し、最前線で戦い続けた姿は、まさに戦うヒロインと呼ぶにふさわしいものだろう。
残念ながら麦わらの一味への加入は一時的なものだったが、ルフィたちはビビを仲間と認め、ビビもまたルフィたちを見送った後も陰ながら応援し、信頼を寄せる姿が描かれている。
そんなビビを選んだ人からは「アラバスタ編を読んで一気に好きになった」(27歳・男性)、「見た目のおしとやかさと凛々しさが絶妙」(36歳・男性)、「可憐でハツラツな感じが好き」(32歳・男性)、「お転婆なところもカワイイ」(22歳・男性)など、多くのコメントが寄せられた。
以前本サイトで行った「好きなエピソード」で第1位に輝いた“アラバスタ編”で圧倒的な存在感を示したビビなら、当然の順位かもしれない。