尾田栄一郎氏の『ONE PIECE(ワンピース)』と聞いて真っ先に思い浮かべるものと言えば、主人公の「モンキー・D・ルフィ」と、ルフィが食べた“悪魔の実”のひとつ「ゴムゴムの実」ではないだろうか。重要なアイテムとして登場する“悪魔の実”を自分が食べるとしたら…なんて想像をしたことがある人も多いはずだ。
そこで今回は、強力なキャラが食していることの多い悪魔の実の1種である「ロギア系(自然系)」の中から、実生活でも役に立ちそうな便利能力を5つ紹介していこう。
■何でも出し入れ可能! 休みの日に使いたい「ヌマヌマの実」
「カリブー海賊団船長」のカリブーの能力である「ヌマヌマの実」。自分の身体を“底なし沼”に変えることができるこの実を食べれば、体内にさまざまなものを取り込むことができる。
しかも体内に取り込んだものは自分の意思で出し入れすることが可能であるため、大量の荷物を運びたいときにも役立つし、ときには隠し金庫としても利用できるかもしれない。
また、リモコンにスマホ、お菓子、飲み物など生活に必要なものを全部取り込んでおいて、使いたい時に出すのも便利そう。この能力があれば、休みの日にベッドやソファから降りることなく過ごせるのだ。日々の疲れが溜まっている人には、実に興味深い能力ではないだろうか。
■光のスピードで移動可能! 時間の余裕が持てる「ピカピカの実」
自分の身体を光に変えることができる、海軍大将ボルサリーノの「ピカピカの実」の能力も魅力的だ。
食べれば光のスピードで移動することが可能となるため、通勤時の満員電車などともサヨナラできるし、出発ギリギリまで寝ていても遅刻の心配もなく、時間に余裕を持った生活ができるだろう。また、行きたいところに瞬時に到着することができ、旅行時の移動にも心強い。
ただし高速で移動する場合、直線上でしか能力を発揮できないのがデメリットでもある。曲がりたいときは鏡などの反射物が必要なので、そこだけは注意が必要かもしれない。
■充電切れとは無縁に! 現代社会で役立つ「ゴロゴロの実」
スカイピアの唯一神であるエネルの「ゴロゴロの実」の能力も、現代社会においてかなり役立つ能力だ。
この能力は、自分の身体を雷に変えて最大で2億ボルトの電流を発することができるというもの。自家発電ができるようになるため、スマホやパソコンなどの電子機器類のバッテリー切れとは無縁となるほか、災害時にも役立つ。さらに、余った電力を売ればお金も稼げる。また、作中、エネルがセルフ心臓マッサージをする描写があったが、誰かを救助することもできるかもしれない。
夏場の暑い時期も電力に困らず、環境問題も解決できるこの能力。グローバルな視点で見ても、かなり重宝できる能力だと思う。