■猫の手も借りたい女性に! ニコ・ロビンの「ハナハナの実」
ニコ・ロビンの「ハナハナの実」も、現代社会において女性を助ける能力だと思う。
ニコ・ロビンは”麦わらの一味”で考古学者をしているキャラ。古代兵器復活の鍵を握るとされている「ポーネグリフ(歴史の本文)」を唯一解読できるオハラの生き残りであるロビンは、その知識を危険視され、わずか8歳で「悪魔の子」と呼ばれていた。
この「ポーネグリフ」は探すことも読むことも死罪に値する究極のトップシークレットで、ロビンの母親も含め、オハラの学者たちは政府によって土地ごと殲滅されてしまった過去がある。
そんな優秀で知的な美人のロビンが食べたのが、「ハナハナの実」である。手や足など体の部分をまるで花が咲くようにあらゆる場所へ出現させることができる能力で、その様子はとても美しく、ロビンの雰囲気も相まってミステリアスさ満載だ。
仕事や家事、育児などに追われて猫の手も借りたいほど忙しい女性は多いが、この「ハナハナの実」があれば、家中のあらゆる場所へ自分の手を生やすことができ、一気にタスクを片付けることができる。時短、効率アップをしたい女性にとって、喉から手が出るほど欲しい能力ではないだろうか。
女性が食べたい悪魔の実として3つの悪魔の実を紹介してきた。『ONE PIECE』に登場する悪魔の実はクスリと笑ってしまうような能力から、実用的な能力などいろいろなものが登場している。そのなかでも外見を美しくしたり、生活を楽にすることができる悪魔の実は、ぜひ一度食べてみたいと切に思ってしまう。
読書の秋に、自分で食べるならどの悪魔の実がいいかを考えながら『ONE PIECE』を読んでみてはいかがだろうか。きっと楽しい想像の世界に浸れるはずだ。