『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載がはじまってから25周年を迎えた尾田栄一郎氏の『ONE PIECE(ワンピース)』。
ストーリーのなかで、食べればさまざまな能力が得られる“悪魔の実”が登場するが、もしも食べるだけで絶世の美女になれたり、日々の忙しさを軽減できる“悪魔の実”があったら……? リスクはあれど、女性は誰しも口にしてしまうのではないだろうか。そこで今回は、女性目線で食べてみたい悪魔の実を3つ紹介しよう。
■絶世の美女になれる!? アルビダの「スベスベの実」
女性目線で食べてみたい悪魔の実といえば、やはりアルビダの食べた「スベスベの実」だろう。アルビダ海賊団の船長・アルビダは”金棒のアルビダ”として恐れられていた女性。また、主人公のモンキー・D・ルフィが初めて戦った海賊でもある。
初登場時、自身を“この海で一番美しい”と言っていたアルビダだが、ルフィ曰く「イカついおばさん」であり、控えめに言っても美しいとは言えない容姿だった。
しかし、ローグタウンで再びルフィの前に現れたアルビダは、肌に触れる物の摩擦をゼロにする能力を持つ「スベスベの実」を食べ、別人のような美女になっていた。スベスベの実は肌自体も摩擦が起きないほど美肌にする効果があるらしく、さらに顔立ちも体型も今までとは比べものにならないほどブラッシュアップさせてくれる。
女性の容姿に対して言及することが少ないルフィですらも、「おれはお前みてェな美女知らねェぞ」と口にしたほど。そんな能力をもたらすスベスベの実を、女性なら誰しも食べてみたいと思ってしまうのではないだろうか。
■12歳若返る魔法のような能力!アインの「モドモドの実」
今も昔も「年齢よりも若く見られたい」と思うのが女性だ。悩める女性たちの願いを叶えてくれるのが、アインの食べた「モドモドの実」である。アインは2012年公開の映画『ONE PIECE FILM Z』で、NEO海軍を指揮するゼファーの右腕として登場したキャラクター。
作中、アインは火山岩をマグマに戻してロロノア・ゾロを苦しませていたが、この「モドモドの実」には、一度触った人や物体の時間を一気に12年分戻すことができる能力がある。つまり、12年間を一気に巻き戻せるため、若くありたいと願う女性にとってはとても重宝できる能力なのだ。
ただしこの能力は、12歳未満の人間に使用すると存在自体が消滅してしまうという。間違って触ってしまうなど危険はあれど、上手に使えば永遠の若さを手に入れられるということ。いつか年を取ったときに2、3度触って、抜群の若返りを体験してみたい。