■特技も趣味も魔法…才能溢れる“魔法オタク”の『マギ』ヤムライハ

 大高忍氏による漫画『マギ』に登場するヤムライハは、南海の島国“シンドリア王国”の魔導士。国王・シンドバッドに仕える“八人将”のひとりで、主人公・アラジンの魔法の師匠でもある。

 趣味は“魔法アイテム収集”、好きな休日の過ごし方は“魔法の研究”と、The 魔法オタクのヤムライハだが、出身校のマグノシュタット魔導学院では学院創始以来の天才と呼ばれるほどの才能を持つ。

 高度な魔法を使えるだけではなく、魔法道具の発明も得意で、それらを巧みに組み合わせて戦闘の際には敵を翻弄する。彼女がとある敵を倒した際「ごめんね、私…天才魔導士なの」と微笑むシーンは、何度見てもシビれてしまう。

 ちなみに、ヤムライハはアラジンたちが初対面で見とれるほどの美人キャラでもあるが、恋愛はからっきしダメ。気になる男性がいても、緊張するあまり魔法について延々と語り、ドン引きされるのがいつものパターンで、フラれるたびに酒を飲んで愚痴を垂れ流す一面も。

 頼れるお姉さん的ポジションなのに、魔法の話になった途端に目をキラキラ輝かせたり、剣を得意とし、魔法を馬鹿にするシャルルカンと子どもっぽい言い争いをしたりと、いわゆる“魔法バカ”なところがたまらなく愛らしい。そんな彼女の魅力に気付いてくれる誰かが、いつか現れることを願うばかりである。

 

 自分の得意なことや好きなことをやり続け、その道のプロフェッショナルになった“◯◯オタク”たち。それぞれ分野は異なるが、どのキャラクターも並々ならぬ熱意で自分の仕事に打ち込んでいる。

 彼女たちの優れた才能や豊富な知識は、仲間たちを助ける大きな力となる。ぜひ実際に作品をチェックして、それぞれのオタクぶり、その活躍を確かめてみてほしい。

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