『ONE PIECE』ストーリーを彩る「“非能力者”だけど魅力あふれる女性キャラ」3選! ナミ、ビビ、ベルメールも…!の画像
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 尾田栄一郎氏による人気マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』。8月6日公開の新作映画『ONE PIECE FILM RED』は6週連続で1位を獲得するなど、ますます盛り上がりを見せている。

 そんな『ONE PIECE』では主人公のルフィのような“悪魔の実”の能力者に焦点が当てられがちだが、今回はあえて非能力者に絞り、魅力的な女性キャラを3名紹介したい。

■麦わらの一味の不動のヒロイン「ナミ」

 魅力的な非能力者の女性キャラとして外せないのが、麦わらの一味で航海士を務めるナミだろう。ナミはオレンジの髪色が似合うスタイル抜群の美女。

 わずか10歳のとき、魚人海賊団の船長・アーロンに連れ去られ、測量士として海図を書かされてきたナミ。故郷のココヤシ村をアーロンから買い戻すため、“海賊専門の泥棒”として盗みを働きながら、たった1人で大金を集めていた過去を持つ。

 このナミの健気な姿が描かれたココヤシ村のエピソードは『ONE PIECE』ファンの心を鷲掴みにしたが、ルフィもそんなナミだから手を貸し、仲間に引き入れたのかもしれない。
 ナミは非能力者だが、航海士としてもずば抜けて優秀。体で天候を感じとる天賦の才までも持っている。外見が美しいだけでなく、内面も魅力的で才能もある不動のヒロイン・ナミに仲間のサンジがベタ惚れしてしまうのは当然のことだろう。

■芯が強く気高い王女「ネフェルタリ・ビビ」

 次に紹介する非能力者の女性キャラは、アラバスタ王国の王女のネフェルタリ・ビビだ。ビビは水色の長い髪が特徴的な可愛らしい女性で、ルフィの前には「ミス・ウェンズデー」というB・Wエージェントとして登場した。

 ビビの大きな魅力は、なんといっても芯の強さだ。アラバスタ王女であるビビは、王国に巣食う悪、“王下七武海”のクロコダイルの尻尾を掴むため、自らクロコダイルの秘密犯罪会社バロックワークスにエージェントとして潜入捜査をしていた。

 一国の王女でありながらも自ら率先して国のために行動する姿、国民の平和を願う王女らしい気高さに心惹かれたファンは多いはずだ。

 麦わらの一味と冒険をし、一緒にクロコダイルと戦うビビの姿が描かれたアラバスタ編は『ONE PIECE』の数あるエピソードの中でも人気が高い。中でも、“左腕の仲間の印”を確認し合いながら麦わらの一味と涙ながらに別れるシーンは、紛れもない名場面として今後も語り継がれていくことだろう。

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