軽妙でクセになるセリフ回し、予測不可能なスタンド能力、一度聞いたら忘れられない擬音、“ジョジョ立ち”と呼ばれるポージングなど、漫画界において唯一無二の世界観を放っている荒木飛呂彦氏による『ジョジョの奇妙な冒険』。同作はアートの面においても、世界中から高い評価を集めている。
芸能界にも「にわか」ではなく、本気で『ジョジョ』が好きな人は多い。男性では『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に“ジョジョ好き芸人”として登場し、強いインパクトを残したオリエンタルラジオの中田敦彦やケンドーコバヤシらが有名だが、女性にも「ガチ」のジョジョマニアは少なくない。
そこで今回は、本気度がえげつない“ジョジョマニア”の女性芸能人をピックアップして紹介したい。
もはや語るまでもないが、まず紹介したいのはタレントの中川翔子。たびたびテレビで『ジョジョ』好きを公言している彼女だが、ある驚くべきエピソードを持っている。
それは2014年のこと。中川は自身のライブで第5部「黄金の風」に登場するナランチャ・ギルガのコスプレをして、コミックス51巻の表紙のポーズを披露。いかにも腹筋に効きそうな“尻だけを床についた”大変なポーズにチャレンジしたが、このときなんと、尾骨を骨折してしまったという。彼女のジョジョ愛ゆえのハプニング、とても笑い事ではすまされない……。
続いては、たびたびファビュラスな『ジョジョ』コスプレを披露している叶姉妹。チャームポイントでもある大きなバストはどこへやら、第5部のブチャラティやリゾットなど男性キャラのコスプレにも挑戦。かなりのクオリティを誇っている。
彼女らの恐るべきジョジョ愛は、コスプレにかける完成度もさることながら、常人にはとてもマネできないその金額にも表れている。
叶姉妹は2021年、自身のインスタグラムに所持するルイ・ヴィトンのハードケースに収納している『ジョジョの奇妙な冒険』コレクションを公開した。コミックスだけでなく、岸辺露伴やジョルノ、ブチャラティなどのフィギュアも収められているヴィトンのケースの総額は、ざっくりと計算しても2000万円以上。グッズたちも、こんな高価なケースにしまわれるとは思ってもみなかったはずだ。