■絵面のインパクトがでかすぎる…完全無防備状態での戦闘シーン
続いては第120話「奇襲の音」から描かれた衝撃的な戦闘シーン。ここで杉元と白石、谷垣、チカパシ、キロランケ、尾形の6名は、露天風呂に入り英気を養っていた。このとき唐突に差し挟まれる“見開き+カメラ目線+決めポーズ”のサービスショットも見どころのひとつである。
しかしのんびりとした時間が流れたのも束の間、彼らは入浴中、都丹庵士ら盲目の盗賊団に襲撃されてしまう。かくして盗賊団vs素っ裸の杉元一行のバトルが繰り広げられることになるのだった。
都丹たちは銃で武装しているうえ、何も見えない暗闇の中での戦闘を得意としている。唯一銃を隠していた尾形を除き、杉元たちは全員(いろんな意味で)無防備だったため、苦戦を強いられることになってしまう。そのため必死に戦うのだが、いかんせん全身完全無防備状態なので色々と台無しに……。白石の頭に谷垣の股間がポコポコぶつかったり、「逃げろッ」と走った白石が速攻木にぶつかってダウンしたりと、ところどころに挟まれる小ネタも要チェックポイントだ。
ヌルヌル階段に全裸バトル……そしてアニメ第4期でも衝撃的なシュールさ漂うバトルシーンが控えているが、どう演出されるのか気になるところ。ぜひ実際に本編を読んで予習し、野田氏の独特のギャグセンスを体感してみてほしい。