■ルフィと美女の唐突な口づけシーンにドギマギ!?

 ホールケーキアイランド編突入時、“ヨロイオコゼ”という毒魚を食べてしまい、巨人族でも即死するほどの猛毒に苦しむルフィ。そんなときにサンジの姉ヴィンスモーク・レイジュと、弟のヨンジの乗る船に遭遇する。

 サンジによく似た、くるくる眉が特徴的な美女レイジュは、「ポイズンピンク」の二つ名を持ち、毒が大好物。そんなレイジュは「さてじゃあ……いただいちゃおうかしら」と言うと、生死をさまようルフィに近づき、おもむろにルフィに口づけ。そのまま毒を吸い上げていく。

 いきなり美女のレイジュがルフィの唇を奪う衝撃の展開に、ナミは顔に手を当てて頬を赤らめ、キャロットは「わ――……!!」と声をあげて、あっけにとられていた。

 これによってルフィは命が助かるのだが、わずか数コマのホットなシーンの衝撃はすさまじく、ルフィが死にかけたことより、まさかのキス(?)描写にドキドキしてしまった人のほうが多いのではないだろうか……。

■絶世の美女ボア・ハンコックが見せた大胆シーン

 ルフィが男子禁制の国家アマゾン・リリーに迷いこんだ女ヶ島編では、王下七武海の1人であり、絶世の美女であるボア・ハンコックが登場。このハンコックとルフィの間にも、ドキドキするようなシーンが描かれていた。

 ハンコックが湯浴みをしているところにルフィが偶然現れ、誰にも知られたくない彼女の秘密である、背中の印を見られてしまう。そもそも男子が国に侵入した時点で死罪は免れないルフィは、このこともあって命を狙われることに。

 だが「覇王色の覇気」を使い、ハンコックの美貌にまったく動じず、逆に彼女たちの秘密を守るために庇ったルフィの懐の深さに、ハンコックは感銘を受ける。そしてルフィを1人呼び出したハンコックは彼の前で上半身裸になり、あらためて背中の紋章を見せて、その紋章が天竜人の奴隷だったときの烙印であることを明かした。

 忌まわしい過去を語る、とてもシリアスなシーンだったが、スタイル抜群の絶世の美女であるハンコックが、ルフィの前で肌をさらけ出す場面にはドキドキさせられた。よく見ると、ルフィに背中を見せる前に逡巡するハンコックの表情や、髪をかきわけてうなじから背中を見せる描写にも、すごく色気が感じられる。

 強く、美しく、クールで男勝りなハンコックがルフィの前で見せた弱々しい姿のギャップに、心を奪われた読者も多いのではないだろうか。


 それにしても尾田栄一郎氏の描く女性キャラは、抜群のプロポーションの持ち主が多く、ちょっとしたお色気シーンのインパクトはすさまじい。最終章でも、今回紹介した彼女たちのような魅惑のサービスショットが飛び出すのか、楽しみに待ちたい。

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