『チェンソーマン』『うる星やつら』『ガンダム 水星の魔女』『SPY×FAMILY』…睡眠時間が足りない!? 2022年秋クールが「覇権アニメ大渋滞」の危機の画像
『うる星やつら』(C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会
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 8月5日、テレビアニメ『チェンソーマン』の情報解禁生特番が配信され、同作の新PVの公開とともに2022年10月より放送開始となることが発表となった。

 現在第2部「学園編」が「少年ジャンプ+」で連載中の藤本タツキ氏によるダークファンタジー漫画『チェンソーマン』。2020年12月にMAPPAによるアニメ化が発表されて以降大きな追加情報はなかったが、今回の生番組でキャストがあわせて解禁となり、主人公のデンジ役を戸谷菊之介が務めるほか、マキマ役に楠木ともり、早川アキ役に坂田将吾、パワー役にファイルーズあいといった声優陣が明らかに。公開された新PVではキャストによる大迫力の演技とともに、「2022.10 テレビ東京他にて放送開始」という情報が発表となった。

 7月に夏のアニメがスタートされて久しいが、2022年の秋はどちらを向いても話題作ばかりで、アニメファンにとっては睡眠時間の確保が難しくなる季節となりそうだ。それぞれの作品について期待するポイントをあげていこう。

■『うる星』に『機動戦士ガンダム』など期待の新作も放送開始

 まずは、年明け早々に制作が発表されたリメイク版『うる星やつら』(フジテレビ「ノイタミナ」枠にて10月から放送予定)。

 W主演の神谷浩史上坂すみれに加え、脇を固める個性的なキャラにも実力派が並ぶ同作。しのぶ役に内田真礼、面堂終太郎役を宮野真守が務めるほか、高木渉沢城みゆき花澤香菜小西克幸といったメンバーが発表されている。

 同作は4クールのうち2クールの連続放送が決定しており、アニメは年中通してみるのが普通だったかつての感覚に近い状態で楽しむことができそう。なお『うる星やつら』の原作コミックスは全34巻で、旧作アニメは全218話。10月の放送開始までに初見の人たちもオリジナル版に触れてみるのもいいかもしれない。

 また2022年10月からは、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』以来5年ぶりとなる『ガンダム』シリーズのテレビアニメ最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が放送開始となる。

 同作は新たな世紀A.S.(アド・ステラ)を舞台に描くガンダムシリーズ。モビルスーツ産業の最大手「ベネリットグループ」が運営する学園に水星から編入してきた少女、スレッタ・マーキュリーを中心に物語が描かれる。7月14日にはシリーズ初の女主人公であるスレッタの姿も見られるPVが公開され、こちらも作画の美しさが大きな注目を集めた。

 また今回の『水星の魔女』で、『鋼の錬金術師』や『コードギアス 反逆のルルーシュR2』など名作を輩出したMBS/TBS系日曜夕方5時のアニメ枠「日5」が5年ぶりに復活となる。幅広い視聴者層が期待される「日5」。『水星の魔女』が初めての「ガンダム」になるという現代の若者も多そうだ。

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