■第6位 荒川弘鋼の錬金術師(6.5%)

 今回女性作家で唯一のランクインとなった荒川氏。『ハガレン』の代表的な筋肉キャラはアレックス・ルイ・アームストロング少佐で、登場するたびに彼の筋肉自慢が始まる。あまりの巨体に、コマによっては見切れてしまうこともネタとなっている。アンケートでは、「筋肉の陰影がリアル」(21歳・男性)、「アームストロング少佐の筋肉芸が印象的」(40歳・男性)、「リアルよりの描写だと思うから」(32歳・男性)などといった意見が集まった。

■第5位 鳥山明ドラゴンボール(8.5%)

 鳥山氏の絵のタッチはシンプルながら無駄がなく、臨場感のあることで知られている。筋肉に関しても細かい描き込みはないものの、ガッツリと割れた腹筋や大きな胸筋、肩や腕の筋肉に強者感が漂っている。特にサイヤ人化したときの「強そう」な筋骨隆々の肉体が印象的という人も多いだろう。

 鳥山氏を挙げた人からは、「フルパワーの表現がかっこいいので」(37歳・男性)、「戦闘シーンなどで見られる戦士のパワーアップ時の筋力増加の描写が素晴らしいから。好きなキャラはベジータとピッコロです」(38歳・男性)、「筋肉がいきいきしてる」(40歳・男性)といった声があった。

■第4位 ゆでたまごキン肉マン(11.0%)

 タイトル通り、主人公のキン肉マンをはじめとして筋肉キャラが多く登場する格闘漫画。幼少期を『キン肉マン』とともに過ごした世代から圧倒的な支持率を集めていた。

 アンケートでは、「筋肉モリモリのキャラが多く見ていて楽しい」(58歳・男性)、「タイトル通り筋肉をアピールした漫画だから。好きなキャラは、ウォーズマン」(55歳・男性)、「子どもの頃にキン肉マンを読んでマッチョに憧れた」(42歳・男性)といった意見が寄せられた。

 なお、トップ3の結果は「筋肉描写の絵のうまさに感動した漫画家BEST3」という記事で紹介しているので、そちらをご参照いただきたい。

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