■滅却師と死神の頂上決戦!『BLEACH』ユーハバッハvs山本元柳斎重國
久保帯人氏の『BLEACH』に登場するユーハバッハと山本元柳斎重國の戦いもかなりアツい。滅却師の王であるユーハバッハと護廷十三隊の頂点に立つ元柳斎は、千年前に一度手合わせをしている。そのときは元柳斎が勝利して、ユーハバッハを逃がすカタチとなった。
力を失ったユーハバッハは千年の時を経て回復すると、滅却師の部下を引き連れ尸魂界に進軍し、死神を次々と虐殺。元柳斎は千年前に、ユーハバッハにトドメを刺さなかったことを後悔することになり、自らの責任を果たそうと千年ぶりの再戦が開始された。
元柳斎の持つ斬魄刀「流刃若火」は炎を自在に操り、一瞬で相手を灰にしてしまうほどの火力を持つ。しかし、それだけではユーハバッハを確実に殺すには足りないと、元柳斎は卍解「残火の太刀」を解禁。東西南北の方位にちなんだ4つの技を順番に繰り出していった。
「旭日刃」や「残日獄衣」など、触れただけで消滅するほどの高温を纏った攻撃や防御によって、ユーハバッハをゆっくりと追い詰める元柳斎。
対するユーハバッハは「聖域礼賛」による結界を張って応戦するが、元柳斎は死者を操る「火火十万億死大葬陣」によって無効化。そのまま空間そのものを焼き斬る「天地灰尽」を食らわせると、ユーハバッハは胴体をえぐられて崩れ落ちた。
元柳斎の圧勝かと思われたが、実はそのユーハバッハは偽物で、本物のユーハバッハが現れると、誰も奪えなかった元柳斎の卍解を奪い取り、滅却師の剣によって両断。長きに渡る二人の因縁の対決の決着となった。
今まで見ることのできなかった山本元柳斎重國の本気の戦いは見応え十分だったので、今年10月から放映されるテレビアニメ『BLEACH 千年血戦篇』も楽しみだ。