『ONE PIECE』物語のカギを握る? 五老星に革命軍、勢いに乗る海賊団も!? 最終章での「動向を注視したい組織」5選の画像
『ONE PIECE』物語のカギを握る? 五老星に革命軍、勢いに乗る海賊団も!? 最終章での「動向を注視したい組織」5選の画像

 現在休載している尾田栄一郎氏による人気マンガ『ONEPIECE(ワンピース)』は、今年の7月22日で連載開始から25周年を迎え、直後の25日発売の『週刊少年ジャンプ』(集英社)34号からファン待望の連載再開となる。

 ついに最終章へと突入することが楽しみな反面、一抹の寂しさを覚えている読者もいるのではないだろうか。これを機に過去のエピソードを読み返しながら物語をたどると、最終章での動向が気になる要素がたくさん出てくるはず。そこで今回は、今後のストーリーに絡んできそうな組織やグループについて注目してみたい。


※以下には、コミック『ワンピース』の一部内容が含まれています。ストーリーを解説するのが本記事の主目的ではありませんが、漫画およびアニメをまだご覧になっていない方、意図せぬネタバレが気になる方はご注意ください。

 

■世界政府の最高権力者「五老星」

 世界政府に君臨する最高権力者「五老星」は、年配の男性5名で構成された存在。物語の途中、たびたびその姿は描かれているが、それぞれどんな人物で、なぜ存在しているのかなどの詳細はいまだ明かされていない。

 まず395話でのオハラでの回想編で描かれた“バスターコール発動”にまつわるエピソードの中に五老星が登場。これはまだロビンが幼い頃の22年前の話なのだが、このとき登場した五老星は一部黒いシルエットに隠れていたものの、現在とほとんど変わらない容姿に見えた。

 たまたまそう見えただけなのか、それとも何らかの理由で見た目が変化しない理由でもあるのか……。いろいろ謎の多い存在であり、立場的にも今後のストーリーに大きく関わってくることが予想される。

■ルフィに親しい人物が在籍する「革命軍」

 革命軍は、ルフィの父である「モンキー・D・ドラゴン」がトップを務める組織。自由を掲げ、さまざまな地域で人種差別や貧困をなくすための活動をしている。

 革命軍には、ルフィの義兄であるサボも参謀総長として参加しており、世界会議が行われたとき、サボに関する何らかの重大ニュースが報じられる場面もあった。この“サボに関する件”や、まだまだ謎に包まれた構成員を含め、今後革命軍が物語に登場してくることは間違いないだろう。ドラゴンの目的や、これからどのようにルフィたちと関わってくるのか、期待もこめて選ばせていただいた。

■現四皇が率いる「黒ひげ海賊団」

 空島編の序盤で姿を現した「黒ひげ海賊団」は、これまでも物語の要所要所に登場。まだメンバーが少なかった頃にドラム王国を壊滅させていたり、頂上戦争編では白ひげの「グラグラの実」の能力を奪ったりと、その強さがうかがえる行動が目立つ。

 船長の“黒ひげ”こと、現四皇の「マーシャル・D・ティーチ」の名前には、ルフィやエースと同様「D」の文字が入っており、尾田氏の描く「Dの一族」とは一体なんなのか、その謎の解明もあわせて期待したい。

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