『ジョジョの奇妙な冒険』最後までどうやって勝つか分からなかった「激ヤバすぎた」強力スタンド3選の画像
『ジョジョの奇妙な冒険』最後までどうやって勝つか分からなかった「激ヤバすぎた」強力スタンド3選の画像

週刊少年ジャンプ』で1986年から連載が始まった荒木飛呂彦氏の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ。現在テレビアニメは第6部までが制作されており、この秋からは2クール目が配信・放送開始となる。

 3部からは「スタンド」と呼ばれる能力が登場し、シリーズが進むにつれてバトルの展開も複雑化していったが、一歩間違えれば主人公たちが敗北していたような強力な能力を持った者も少なくなかった。今回はアニメ6部2クール目の放送を前に、5部までに登場したキャラの中から超強敵だったスタンドをいくつか振り返りたい。

■成長性は「A」港が舞台で助かった強敵

 まずはじめに紹介するのは、第4部に登場した音石明のスタンド「レッド・ホット・チリ・ペッパー」。人型だが恐竜のような顔をしたスタンドで、電気を自在に操り、同化する能力を持っている遠隔操作型のスタンドだ。

 自身を電気にして、コンセント内や電線を移動できるほか、バイクのバッテリーにも潜める、現代社会においては神出鬼没となるスタンド。遠隔操作型は、本体との距離が離れるほどパワーや精密動作が低下するが「レッド・ホット・チリ・ペッパー」は電気さえあれば近距離パワー型並みの戦闘力をたたき出せる。作中では仗助と交戦し、近距離パワー型としては最強クラスの「クレイジー・ダイヤモンド」を、格闘戦で圧倒して見せた。

 最期は、仗助の機転によって海に落とされ、蓄えた電気を放出させられてしまい敗北したが、たまたま港での対決だったからよかったものの、舞台が東京のような大都市であればどうやって倒せば良いのか分からない。しかも、作中でこれほどの強さを見せたにもかかわらず成長性は「A」。あの時点で倒していなければ、DIOや吉良吉影以上の凶悪スタンドになったかもしれない……。

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