現在、最終章開始に向けて休載中の尾田栄一郎氏による人気マンガ『ONEPIECE(ワンピース)』。今年7月22日で連載25周年を迎え、8月6日からはアニメ映画の最新作『ONE PIECE FILM RED』も公開される国民的タイトルだ。
休載期間中にあらためて物語を振り返っているファンも多いと思われるが、今回は麦わらの一味のサンジに注目。美女が登場するたびに目がハートマークになってメロメロになる姿が描かれているサンジだが、女性絡みの印象的な名場面も多い。そんなシーンの中から、とくに心に残っているサンジの美女に対する名言の数々をご紹介したい。
※以下には、コミック『ワンピース』の一部内容が含まれています。ストーリーを解説するのが本記事の主目的ではありませんが、漫画およびアニメをまだご覧になっていない方、意図せぬネタバレが気になる方はご注意ください。
■女性に対するサンジの騎士道精神が判明した「カリファ」との戦い
ロビン奪還編では、殺しも許可されている世界政府の諜報機関“CP9”が登場。囚われたニコ・ロビンの手錠のカギを入手するため、サンジはCP9の紅一点である「カリファ」と対決することに。
クールなメガネ美女・カリファの部屋にたどり着いたサンジは、開幕から目がハートマークに。カリファが自分の体のどこかに隠したというカギを手に入れるために戦闘が始まった。
サンジは、持ち前の強さでカリファを圧倒しながらも、自慢の蹴りを当てることはない。わざと攻撃を寸止めして実力を見せつけ、カリファにカギを渡すように要求した。しかし、そんな脅しはカリファに通用せず、逆にサンジが攻撃しないのをいいことにボコボコにする。
そして、やってきたナミとチョッパーがボロボロになったサンジの無残な姿を発見。素直に敗北を認めて謝罪したサンジに対し、ナミは「本当に勝てなかった…?」「あんた女に甘いもんね」と女性相手だからまともに戦えなかったことを見抜く。さらに女性を攻撃しないサンジの“騎士道精神”について「あんたの命まで取られちゃうって言ってんの」「死んだらどうすんの!?」と問いつめた。
するとサンジは「…たとえ死んでも、おれは女は蹴らん…」と宣言。命をかけてでも信念を貫こうとするサンジに感心したナミは、カリファに宣戦布告。こうして「美女vs美女」の戦いがバスルームで展開されることになる。