リーグ・アンのASモナコが現地時間6月28日に、リバプールから日本代表MF南野拓実を完全移籍で獲得したことを発表。モナコの公式ツイッターでは発表直後、南野と岸本斉史氏による人気漫画『NARUTO-ナルト-』に登場するキャラクター・サスケとのコラージュ画像が投稿された。
「ようこそ、南野選手!」とコメントが添えられた画像は、サスケの衣装を身にまとった南野のイラストで、よく見るとその右目にはサスケと同じく赤色で「写輪眼」が描かれていた。
今後の南野の活躍への期待と、『NARUTO』という作品がモナコでも広い認知度を誇り、国民に愛されていることを感じられる画像だったが、海外サッカー界では、日本の漫画やアニメの愛され方がハンパない。選手がユニフォームやスパイクに日本の漫画を取り入れるなど、コンテンツの魅力をあらためて感じる出来事がとにかく多いのだ。
今年5月20日には バルセロナのFWピエール=エメリク・オーバメヤンが、自身の公式インスタグラムで特注のスパイクとシャツを公開。それは鳥山明氏による漫画『ドラゴンボール』の主人公である孫悟空が描かれたもので、スパイクにはバルセロナのエンブレムが入ったサッカーボールを、バルセロナカラーを取り入れた悟空が「かめはめ波」で打つ姿も描かれていた。
シャツのほうはスワロフスキーが使われているのか、太陽の光に反射してキラキラと輝いており、一目で高価なものだと分かるもの。投稿には「migattenogokui」と悟空の変化形態である「身勝手の極意」とも書かれており、オーバメヤンの『ドラゴンボール』愛にはかなりのファンが驚いたようだ。試合で実際に使う様子も見てみたい。