尾田栄一郎氏による人気マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』。『週刊少年ジャンプ』(集英社)の連載は一時休載中だが、7月25日発売の34号から再開することが発表されている。それと同時に最終章に突入することもあり、連載再開を心待ちにしてるファンは多いことだろう。
そして、この機会に『ワンピース』を読み返す人や、再び最新巻まで追いつこうと考えている読者も少なくないはず。序盤しか読んでいなかった人は、「麦わらの一味」のメンバーの“成長”に驚く人もいるかもしれない。
エースや白ひげの死が描かれたマリンフォード頂上決戦のあと、物語の舞台は最後の海「新世界」に突入。この頂上決戦と新世界突入までの間には2年の空白期間が存在する。その間、麦わらの一味のメンバーたちはそれぞれ異なる場所で修行を行っており、2年後のシャボンディ諸島で合流を果たし、再出発するという展開だった。
そして2年後に再会した一味のメンバーは成長したと同時に新たな強さも手に入れ、いろんな面で変化が生じている。そこで今回は、個人的にどうしても気になる“ある変化”について紹介していこう。
■ゾロの片目に出来た傷の謎!
麦わらの一味の戦闘員であるロロノア・ゾロは、世界一の剣豪を目指している人物。新世界編に登場したゾロは左目に大きな傷跡ができており、ずっと閉じたままになっている。
再会したばかりの一味のメンバーも、なぜかこのゾロの目について誰も触れず、どうしてついた傷なのかいまだに分からない。ゾロは2年間「鷹の目のミホーク」のもとで修行していたので、そのときについた傷ではないか……と予想されるが真相が気になる。
そもそもゾロの左目が本当に見えないのかも不明だ。「ふだん目を瞑っているが開眼するとむちゃくちゃ強い」というのは“少年漫画あるある”だが、何らかの意図があって、ゾロがあえてこの状態を維持しているという可能性もありうる。
いずれにしても物語の序盤しか知らない読者が新世界編後のゾロを見たとき、「どうしたの…?」と驚く変化の1つに違いない。