『ドラゴンボール』元カノ・ブルマは因縁の相手と幸せに…イケメンなのに悲劇の連続「残念すぎるヤムチャの不憫」3選の画像
『ドラゴンボール』元カノ・ブルマは因縁の相手と幸せに…イケメンなのに悲劇の連続「残念すぎるヤムチャの不憫」3選の画像

 1980年代から90年代にかけて『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された鳥山明氏の不朽の名作『ドラゴンボール』。連載開始から30年以上経過した現在も圧倒的な人気を誇り、6月11日に公開されたばかりの最新映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』は公開9日間で興行収入12億7400万円、観客動員94万7000人を突破する大ヒットを記録している。

 そんな『ドラゴンボール』の主人公・孫悟空の武道家仲間で、実はもっともつきあいが長いのはヤムチャだ。しかし、仲間たちの成長が著しく、終盤の戦闘でヤムチャはあまり目立たなくなってしまったのが悲しい。

 しかも、作中ではたびたび不幸な出来事が襲いかかるという切ない一面もある。そこで今回は、たびたび悲惨な目に遭っているヤムチャにスポットを当ててご紹介したい。

■結婚に憧れているのに重大な弱点が!?

 ヤムチャは『ドラゴンボール』には珍しい正統派の美形キャラである。いい男には目がないブルマも、ヤムチャとの初対面した際に「ねーねーいまのだれ!?」「わりといい男じゃなかった!?」と即座に食いついていた。

 しかし、そんなヤムチャには大きな弱点があった。それは大人の女性と目が合うだけで顔が真っ赤になり、全身が緊張して動悸息切れを起こし、挙げ句の果てには気絶……。ようするに女性に対する“極度のあがり症”だということ。

 女嫌いではなく、結婚にも憧れを抱いているのに、女性を目の前にするとアガってしまうヤムチャ。この苦手意識を解消するためだけに、ドラゴンボールを集めようと考えたあたりが涙ぐましい……。とはいえ初対面時にド緊張していたブルマとはいつの間にか自然に接することができるようになり、交際に至ったのだから結果オーライなのか。

 その後、ヤムチャが学校に通いはじめるとイケメンゆえに女子にモテていた様子。そのあたりの詳細は描かれていないが、ブルマとの交際をきっかけに女性への免疫ができ、それが転じて浮気性になったのだとしたら、あまりに報われない話だ……。

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