6月11日から最新映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の公開が開始された鳥山明氏の『ドラゴンボール』。アツいバトル展開が魅力の同作は、個性豊かなキャラクターたちが繰り出す「技」も見どころのひとつだ。
戦闘で繰り出される強力な技だけでなく、中には日常生活で「あったらいいのに!」と、つい思ってしまうような技も登場。今回は、そんな便利そうな技にスポットをあててご紹介したい。
■文字通り“変幻自在”な便利すぎる能力
『ドラゴンボール』のとくに序盤での活躍が目立った、プーアルやウーロンが用いる「変身能力」。プーアルはヤムチャと行動をともにしていたネコのような生物で、ウーロンは孫悟空とブルマのドラゴンボール探しに同行した、ちょっとスケベなブタだ。
彼らは、いろんなモノに変身する能力があり、別の人間や生物からハエたたきやハサミのような便利な道具、さらには魔法のじゅうたんにまで変身していた。
プーアルとウーロンは南部変身幼稚園の同級生で、その幼稚園で変身を学んだ様子。ただし、ウーロンは幼稚園の先生のパンツを盗んで途中で退園させられているので、きちんと卒園したプーアルと比較すると変身能力は低かった。
たとえばプーアルはいつまでも変身していられるが、ウーロンの変身は5分間という制限時間つき。さらにプーアルは変身したモノの能力までそっくり再現できたが、ウーロンの変身にはいろいろと粗が目立った。
それはともかく、プーアルのように人だけでなく、動物やモノにまで変幻自在に変身できるとなると、日常生活がかなりラクになることは間違いなし。上手に使いこなせば、便利すぎる能力ではないだろうか。
ちなみに似たような技にギニュー隊長の「ボディチェンジ」があるが、任意に変身できるのではなく、相手の体と互いに入れ替わってしまう点において、やや使い勝手は悪そうである。