■第2位「水の呼吸 壱ノ型 水面切り」
続く第2位は「水の呼吸 壱ノ型 水面切り」だった(14.0%)。
水の呼吸は基本的な技が多く、最も多くの剣士に使われている呼吸だという。その中でも「水面切り」はアニメ4話の最終選別で、手鬼の首を落とすために炭治郎が繰り出した呼吸だ。腕を振りかぶり勢いをつけて水平に斬りつけるというもので、波打つ水のエフェクトが出る「水面切り」は『鬼滅の刃』でも最も有名な技の一つ。『鬼滅の刃』ごっこをして遊ぶ子どもたちもよくマネをしているようだ。
選んだ人からは「全ての技の基礎であると思う」(42歳・女性)、「原点にして頂点」(30歳・男性)、「これまでのアニメにはなかった剣撃のエフェクトがかっこいいから」(23歳・男性)という声が集まった。
なお、公式ファンブックによると、水の呼吸で斬られても激痛が走るわけではなく、「痛いのは痛いけど比較的楽」「俺のこと嫌いじゃないなってわかる」のだという。
■第1位「ヒノカミ神楽 円舞」
そして第1位に選ばれたのは、「ヒノカミ神楽 円舞」。19.0%の支持率だった。
炭治郎が初めて使った「日の呼吸」の技で、円を描きながら炎をまとった斬撃を繰り出す技。炭治郎は那田蜘蛛山でピンチにおちいったとき、生前の父が舞っていた神楽を応用してこの技を生み出した。円舞によって「水の呼吸 拾ノ型 生生流転」でも切れなかった累の糸を切ることに成功している。
アニメではヒノカミ神楽が初登場した19話が「神回」と評判に。アンケートでは「アニメが神回すぎたので」(34歳・女性)、「本当に美しくて力強い技」(45歳・女性)、「代々神楽として継承されていたという背景もステキ」(31歳・女性)、「炭治郎の思いの強さを感じる最強の技」(21歳・男性)、「見た目も派手でかっこいい」(44歳・男性)と絶賛の声が集まった。
また、4位以下ではアニメ「遊郭編」で上弦の陸・堕姫との戦いに使用された治郎による「ヒノカミ神楽 炎舞」や、8話で音柱の宇髄天元が放った「音の呼吸 伍ノ型 鳴弦奏々」も票を集めていた。アニメならではの轟音や派手なエフェクトをかっこいいと感じる人が多かったようだ。