『ワンピース』作中で交わされた約束!“ブルックとラブーン”“ビビと麦わらの一味”“シャンクスとルフィ”など「再会が待ち遠しいキャラ」3選の画像
『ワンピース』作中で交わされた約束!“ブルックとラブーン”“ビビと麦わらの一味”“シャンクスとルフィ”など「再会が待ち遠しいキャラ」3選の画像

 2022年7月で連載開始から25年を迎える、尾田栄一郎氏による人気マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』。物語への終焉へ向けて、コミックスや『週刊少年ジャンプ』(集英社)での本誌連載ともに盛り上がりを見せているが、「そういえばあのキャラは今どうしているのかな?」と、ふと思い出すファンも多いはず。

 中には、作中で再会を約束していた懐かしいキャラも存在し、感動的な対面シーンを楽しみにしている人もいることだろう。そこで本記事では、個人的に今後の再会が待ち遠しいと思う、作品の中で“再開を約束していた”キャラクターたちを紹介していこう。

 

※以下の内容には、コミック『ワンピース』のストーリーのネタバレ要素を含んでいます。漫画未読の方、気になる方はご注意ください。

 

■ブルックとラブーン

 話は「偉大なる航路(グランドライン)」突入時、まだチョッパーが仲間として加わる前へと遡る。命を捨てるほどの覚悟で臨むべき新しい海域「グランドライン」に、今は懐かしきメリー号とともに突入した途端、大きな山のような巨大すぎるクジラ「ラブーン」が出現した。

 ラブーンがこの場所にとどまり続けているのには理由があった。50年以上前にラブーンと仲の良かった、ある海賊団がグランドラインに突入する前、当時まだ小さかったラブーンにここで待つように伝えた。ラブーンのことを海賊団から託された岬の灯台守クロッカスは、その海賊団がすでにグランドラインから逃げ出したという噂を耳にし、ラブーンにもそのことを知らせたが、それでも健気に仲間の帰りを待ち続けているのだ。

 そして、ラブーンが再会を約束した相手というのが、はるか先のコミックス46巻に登場する「ブルック」である。まさか、ラブーンと約束を交わした海賊団の生き残りが“生きる骨”として出てくるとは思わなかったファンも多いはず。所属していた海賊団が全滅し、死亡したはずのブルックは、生前食べていた悪魔の実の能力によってホネ人間としてよみがえったのである。

 ルフィたちから、ずっと続けているラブーンの話を聞いたブルックは、麦わらの一味に加わって海を一周することを決意。そして親友・ラブーンに向けて「きっと会いに行きます」「待ってて下さい、もう少しだけ…」と心の中で語るシーンが印象的だった。

 ちなみにこの場面で現在のラブーンの姿も描かれていた。ラブーンの傷だらけの頭部にはルフィの海賊旗がペイントされており、ルフィとラブーンの間で交わされた約束の物語があったことを思い出したファンも多いことだろう。

  1. 1
  2. 2