■第6位『キャンディ・キャンディ』アンソニー(4.5%)
原作・水木杏子氏、作画・いがらしゆみこ氏による往年の人気少女漫画。アンソニーは優しく、金髪で青い瞳のいかにも王子様といったキャラクターだったが、事故により落馬し物語の早い段階で命を落としてしまう。
アンケートでは「見た目からして王子様!」(37歳・女性)、「私たちの世代にとっては物心ついた頃から見ていたアニメ。元祖王子キャラだったのではないでしょうか」(49歳・女性)、「すぐ亡くなってしまって、はかないところがあこがれの気持ちを再燃させる」(47歳・女性)など、アンソニーへのコメントが集まった。
■同率第6位『桜蘭高校ホスト部』須王環(4.5%)
葉鳥ビスコ氏による、お金持ち学校の部活動・ホスト部を舞台に繰り広げられるラブコメディ漫画。ホスト部の部長を務める須王環は見た目こそ王子様そのものだが、ナルシストで少々おバカな憎めないキャラクター。そのギャップが人気となっている。
須王環を選んだ人からは、「キザなところがキャラに合っていて面白かったし、王子様キャラといえばこれ以外にありえないと思った」(32歳・女性)、「金髪に紫の瞳という容姿や、誰にでも優しいという性格なだけでなく、家がお金持ちの設定など、とにかく王子様だと思った」(36歳・女性)、「ちょっと残念なところもあるけど、そこが良い」(31歳・女性)といった声が寄せられた。
■第5位『イタズラなKiss』入江直樹(5.5%)
多田かおる氏による未完の名作『イタズラなKiss』は、主人公の家が地震により倒壊し、一目惚れしたイケメンの家に居候するところから物語が始まる。入江直樹は涼しげな目元に冷めた性格、意地悪な言動が目立つクールなイケメンキャラだ。
また同作は日本だけでなく、台湾・韓国・タイでもドラマ化されている。アンケートでは「ツンデレ具合が大好きでした。容姿端麗・頭脳明晰、完璧です!」(40歳・女性)、「オーラがすごい」(44歳・女性)といったコメントが寄せられた。
■第4位『ママレード・ボーイ』松浦遊(6.0%)
吉住渉氏による『ママレード・ボーイ』は両親同士の交換結婚を機に、義理の兄妹となったイケメンと同棲するところから物語が始まるドキドキストーリー。松浦遊は金髪で成績優秀、スポーツ万能、料理上手の文句なしのイケメンだ。意地悪な一面がありながらも優しい性格で、保健室で主人公の光希が眠っているときにこっそりキスをするシーンは作中屈指の名シーン。
今回のアンケートで松浦遊を選んだ人からは、「高校にいたら絶対人気があるキャラだから」(38歳・女性)、「優等生でモテるキャラクターなので」(39歳・女性)、「雑味なしの王道。清潔感がある。性格もゆがんでいなくてステキ」(41歳・女性)といったコメントが集まった。
王子様キャラの傾向として、金髪のキャラクターが多くランクインしていたことが印象的だった。なお、トップ3の結果は「最も憧れた少女漫画の王子様キャラランキングBEST3」という記事で紹介しているので、そちらをご参照いただきたい。