子どもの頃、一度は手にしたことがあるであろう「おまけ付きお菓子」。おやつが食べられるのと同時に、ちょっとした玩具やシール、コレクションカードなどのおまけが封入されているお得なお菓子だ。
その代表格と言えば、ロッテのチョコレート菓子「ビックリマン」。とくに80年代に発売開始となった“悪魔vs天使シール”のシリーズは、当時アニメが放送されるほどの大ブームとなった。
そして4月1日は、その「ビックリマンの日」に制定されていることをご存知だろうか。商品コンセプトである「人をビックリさせること」にかけて、エイプリルフールの4月1日が記念日に選ばれたという。
そこで今回は「懐かしのおまけ付き菓子」に関するアンケート調査を実施。80年代に発売されていた「おまけ付きお菓子の中で一番好きだったもの」を、40代から50代の男性200名に聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■精巧なプラモがおまけに! カバヤ「ビッグワンガム」
第3位(得票率:10.5%)に選ばれたのは、カバヤ(現・カバヤ食品)の「ビッグワンガム」。ガムのおまけにプラモデルがついていた食玩シリーズだ。
車や鉄道、戦車や戦闘機、艦船といったプラモがおまけについているガムのお菓子で、もはやどちらがおまけか分からないくらい精巧なクオリティのプラモが入っていた。100円から150円と比較的安価な食玩だったこともあり、母親の買い物カゴに忍ばせて買ってもらった経験がある人もいるのではないだろうか。
そんなビッグワンガムを挙げた人からは「おまけのプラモデルの品質が良かった」(49歳・男性)、「プラモデルは欲しいけど、お金がないときによく買っていた」(55歳・男性)、「スーパーで必死で中身をチェックしたことを思い出す」(50歳・男性)など、当時を懐かしむコメントが相次いでいた。