『スラムダンク』桜木花道の“凄技スキル習得術”3選 「宮城リョータ直伝フェイク」「下から放るフリースロー」バスケットマンなら思わず試したくなる!?の画像
画像は新装再編版『SLAM DUNK』(集英社)9巻・書影より

 1990年から96年にかけて『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載され、瞬く間に日本のバスケットブームに火をつけた井上雄彦氏の『SLAM DUNK(スラムダンク)』。シリーズ累計発行部数は2013年時点で1億2000万部を突破。当時も今も、多くのバスケットマンの心を鷲掴みにする名作だ。

『SLAM DUNK』のストーリーの軸は、不良少年だった桜木花道がわずか4か月という短い期間でさまざまな技術を習得し、真のスポーツマンに成長していく過程を描いたもの。

 実は中学の時にバスケ部だった筆者。仲間とともに『SLAM DUNK』の登場人物たちの技をよく真似したものだった。そう、『SLAM DUNK』には、バスケットマンだからこそ試したくなる技や戦術が盛りこまれていて、実戦に使えるものがたくさんある。そこで今回は、初心者の桜木が上達する過程で習得した、すご技スキルをいくつかご紹介したい。

■スキル1:20000本でジャンプシュートを習得

 陵南との死闘を制してインターハイ出場を決めた湘北バスケ部。インターハイを10日後に控えた合宿で安西先生が桜木に課したメニューが、この「シュート2万本」だった。

 実は桜木、この時点ではまだ、レイアップやダンクなどゴール下のシュートしかできない。当然ながら「桜木=素人」というデータは敵チームにも知られている。だからこそ、10日間という短い期間で桜木がジャンプシュートを習得することは湘北の大きな武器になると踏んだ、安西先生の作戦だった。

 シュート成功率を◯×をつけながらデータ化し、その練習模様をビデオ録画。そして、それを1日の終わりに振り返る。地味な練習だが、桜木は投げ出すことなくジャンプシュートをマスターする。

 このジャンプシュートが、最終巻までを飾る大一番「湘北vs山王戦」で驚くべき奇跡を生むのだが。それはまた別の機会に……。

 ちなみに実際、この練習方法を取り入れている中高バスケ部も多いようだ。筆者も鬼監督からスリーポイント1日1000本を課せられ、成功率をデータ化した記憶がある。「実は監督もSLAM DUNKを読んでいたのかな」なんて、書きながらふと思った次第だ。

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