浜辺美波
浜辺美波 (C)ふたまん+
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 3月21日の放送で最終回を迎えたドラマ『ドクター・ホワイト』(フジテレビ系)で、記憶喪失ながら尋常ならざる医学知識を持つ謎多き主人公・雪村白夜を演じた浜辺美波

 2023年3月公開の映画『シン・仮面ライダー』でヒロインに起用され、2023年前期のNHK朝ドラ『らんまん』でも神木隆之介演じる主人公・牧野富太郎の妻役が内定していると報じられている浜辺。

 飛ぶ鳥を落とす勢いの彼女のキャリアの原点のひとつが、2015年に9月に放送された単発ドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』に登場する幽霊・本間芽衣子(めんま)役を演じたことだろう。同作で物語のキーパーソンを演じたことで大きな注目を集め、以降、彼女は数多くの漫画やアニメを原作とする作品に出演する「実写化俳優」のひとりとして高い評価を集めるようになった。

 そこで今回は10代から40代の男女200人を対象に浜辺美波についてのアンケート調査を実施。これまで彼女が演じた実写化作品の中から「ハマり役だったキャラ」を1名ずつ挙げてもらった。寄せられたコメントとともに彼女の演技を振り返りたい。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

■第3位『賭ケグルイ』蛇喰夢子役

 まず、20.0%の得票率で第3位に選ばれたのは、『賭ケグルイ』の蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)。

 2018年・2019年にTBS系列でドラマ放送されたドラマで、2019年2月には劇場版が公開された。原作は河本ほむら氏による同名コミックで、富裕層の生徒が通う名門学園で繰り広げられる数々のギャンブルを描いた作品。浜辺が演じたのは主人公で生粋のギャンブル中毒者である蛇喰夢子。お嬢様のような振る舞いに黒髪ロングの姫カットが特徴的なキャラクターだ。

 ギャンブルによる階級制度が取り入れられた学園で行われる頭脳戦を視聴者も毎週ワクワクしながら視聴していたようで、選んだ人からは「たぎってしまいます~! が最高にハマってた」(28歳・男性)、「表情がめちゃくちゃいい」(25歳・女性)、「思いきりのよい演技で、浜辺さんだからこそ、あの役をこなせた感じがあった」(15歳・女性)、「狂気の具合が秀逸だった」(35歳・男性)、「それまでのイメージと違い、かっこよかった」(24歳・男性)、「彼女の魅力が倍増したと思う。役との相乗効果が大きかった」(46歳・男性)という声が集まった。

 これまでの浜辺の印象とは大きく異なった狂気じみた高笑いやセリフなどが評判となり、この作品で初めて浜辺の存在を知ったという人もいたようだ。

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