フジテレビ系月9枠で現在放送中のドラマ『ミステリと言う勿れ』。原作は『BASARA』『7SEEDS』などで知られる漫画家・田村由美氏による同名コミックで、変わり者で天然パーマの大学生・久能整(くのう・ととのう)が次々と事件を解決していく物語だ。
ひょうひょうとしていてつかみどころのない性格ながら、毎回ハッとするような持論で視聴者の共感を集める久能整を演じるのが俳優の菅田将暉。これまで菅田は確かな演技力で幅の広い役を演じ分け、いくつもの漫画・アニメの実写化作品に出演。漫画の原作ファンにとっても安心して役を任せられる「実写化」俳優のひとりだろう。
そこで今回は10代から40代の男女200人を対象にアンケート調査を実施。これまで菅田将暉が演じた実写化作品の役の中から「ハマり役だったと思う漫画・アニメのキャラ」について回答を募集した。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
■『帝一の國』に「再現力が高かった」
まず全体の14.0%の人から「ハマり役」と支持され、第3位にランクインしたのは『帝一の國』の主人公・赤場帝一役。
原作は古屋兎丸氏の漫画で、2017年に映画化。全国屈指のエリートたちが集まる超名門高校を舞台に、将来を約束された生徒会長の座につくために、数多くの生徒があの手この手を使って奮闘するというコメディ作品だ。
野村周平、間宮祥太朗、千葉雄大らイケメン俳優が集結した同作で、菅田は野心家の主人公・赤場帝一を演じた。ぴっちりした七三分けの髪型に、全力の変顔も盛りだくさん。先輩の「忠犬」となったり上半身裸のふんどし姿で太鼓を叩いたりと、体を張った演技で日本中を笑わせた。
普段はあまりこういったグイグイと迫る役は演じないイメージのある菅田だが、選んだ人からは「今人気の若手俳優がたくさん出ていたが、その中でも再現力が高かったと感じたため」(27歳・男性)、「強気なキャラをやるのは意外だったがうまく演じられていた」(18歳・男性)、「コメディーでも存在感抜群! さすが菅田将暉です!」(38歳・男性)、「キャラクターの雰囲気を崩さず、原作を知らない方でもそうでない方でも違和感なく面白いと思える演技だった」(49歳・男性)という声が。クセのある役がとんでもなくハマっていた!