■ヒロインの魅力が詰まったイラスト
第2位(得票率8.5%)にランクインしたのは、コミックス「第10巻」の表紙絵でした。
健康的なセクシーさがあふれるブルマが大きく描かれ、その後ろにちょっとひょうきんな表情で悟空が跳んでいる面白い構図。ブルマが持っている銃やバイクなど、鳥山明氏らしい味のあるタッチで描かれたメカニックも印象的なイラストです。
ちなみにこのイラストをアニメタッチにしたものが、アニメ版『ドラゴンボール』の「ロマンティックあげるよ」が流れるエンディング映像の中で使用されていましたね。
この10巻のイラストが好きな人からは「ブルマが可愛すぎる」(28歳・男性)、「初期の頃のポップさがいちばん表われている」(46歳・男性)、「この巻の表紙を見てブルマが大好きになった」(34歳・男性)といったコメントが寄せられています。
■原点にして最高のイラスト
そして第1位(18.5%)に選ばれたのは、コミックス「第1巻」の表紙絵。神龍(シェンロン)にまたがった悟空が、上空から遠くを見下ろしているようなイラストでした。
まだあどけない悟空の表情だけでなく、シェンロンの顔もとてもポップに描かれていて、イラストとしての完成度も抜群。『ドラゴンボール』という物語の象徴として、この一番最初の表紙絵を記憶している方も多いことでしょう。
そんな1巻のイラストを挙げた人からは「これから冒険が始まりそうなのが絵から伝わってくる」(43歳・男性)、「This is DRAGON BALLという感じがする」(18歳・男性)、「1枚の絵で世界観がよく表現できていると思う」(42歳・男性)、「結局、この絵が一番印象に残っている」(49歳・男性)などのコメントが寄せられていました。
あらためて全42巻の表紙を振り返ってみると、鳥山明氏のすさまじい画力を再認識させられます。今回のアンケートでも、一番最初に描かれた第1巻の表紙絵が1位に選ばれ、今見ても絵に全然古さを感じさせないのが素晴らしいですね。
トップ3以降のランキングも、素晴らしいイラストの数々がファンそれぞれの理由で人気を集めていたので、興味のある方はそちらの結果もチェックしてみてください。
アンケートサイト「ボイスノート」調べ
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