2021年ももうじき終わりを迎えようとしている。年の瀬の今、2021年に放送されたアニメを今一度振り返ってみよう。
2020年に上映された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の人気が衰えず、アニメ『鬼滅の刃』が大ヒットした2021年。新規カットの加わった「無限列車編」だけでなく、12月5日からスタートした「遊郭編」も毎週放送のたびにSNSをにぎわせている。
またヤンキーものにタイムリープというSFサスペンスの要素を加えた『東京リベンジャーズ』や「マンガ大賞2020」を受賞した『ブルーピリオド』、羊毛フェルトで作られたモルモットの車「モルカー」が活躍する様子をストップモーションアニメで描いた『PUIPUIモルカー』も大きな話題を集めた。このほか、今年放送されたものが2期となる『ウマ娘 プリティーダービー』『転生したらスライムだった件』『約束のネバーランド』なども人気だった。
そこで今回は10代から40代の男女200人を対象にアンケート調査を実施し、「2021年に放送されたアニメの中で最も面白かったもの」という質問に回答してもらった。さっそくその結果をランキング形式で発表したい。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
■ゲームから人気となったアニメ第2期
第3位となったのは『ウマ娘 プリティーダービー Season2』(11.5%)。
実際の競走馬の物語をモチーフとし、事実に基づいた表現を心がけたフィクション作品として、2021年1月から3月まで放送された。2期となる本作ではトウカイテイオーやメジロマックイーン、ミホノブルボン、ライスシャワーなどの活躍に焦点が当てられた。
競馬ファンも喜ぶ小ネタも多く登場しており、選んだ人からは「ストーリー展開が秀逸でキャラクターが魅力的だから」(33歳・男性)、「青春とスポ根、友情の要素が良かったし、なによりもヒロインがかわいかったから」(32歳・男性)、「キタサンブラックが好き。実際のレースをリアルに再現していて面白い」(25歳・男性)というコメントが寄せられた。