■屋敷の管理や毒の研究に「お金がかかりそう」
そして33.5%の得票率を集めて第1位になったのは蟲柱の胡蝶しのぶだった。
医学・薬学に精通している胡蝶はふだん、自身の私邸「蝶屋敷」にて負傷した鬼殺隊士たちに治療を施す医者のような役割を担っている。また、日々鬼を倒すために藤の花を使った毒の研究にいそしんでいるようだ。
そんな才色兼備の彼女はおもに施設の維持費や、蝶屋敷で働く少女たちの生活費の工面にお金がかかっていそうだという声を集めた。選んだ人からは「さまざまな薬品の実験にお金がかかりそう」(18歳・男性)、「当時は薬も高いのではないかと思う」(30歳・女性)、「屋敷の管理や女の子たちの衣食住にお金がかかりそう」(32歳・男性)、「たくさんの子どもたちを育てているから」(30歳・女性)という意見が多かった。
いっぽうで甘露寺同様、年頃の女の子である胡蝶に対して「品位を保つのにお金がかかっていそうだから」(47歳・男性)、「おしとやかでお嬢様な感じがするから」(28歳・女性)、「節約とか、絶対しなさそう」(47歳・女性)と感じる人も多いようだ。
彼女の性格から考えても間違いなく、高くても質の良いものを手にするタイプだろう。胡蝶なら、鬼殺隊の給料を誰より有意義に使ってくれそうだ。
今回は上位に選ばれたキャラクターとそうでないキャラクターとで票数に大きな差が開いた興味深い結果となった。どちらにせよ、彼らが無限に欲しいだけ給料がもらえるのも、常に死と隣り合わせの危険で重要な任務をこなしているから。せめてその給料でおいしいものをお腹いっぱい食べてほしい。なお、今回のアンケートで「もっともお金がかからなそう」と読者に思われたのは蛇柱・伊黒小芭内だった。