■石田彰の声がピタリとハマったフィッシュ・アイ
最後は『ＳｕｐｅｒＳ』に登場するタイガーズ・アイ、ホークス・アイ、フィッシュ・アイの３人組「アマゾン・トリオ」。元の姿はそれぞれ虎・鷹・魚の動物であり、３人ともいわゆるオネエ言葉でしゃべる作中随一の個性的な少年たちだ。
なかでも９５年のアニメ版で、『新世紀エヴァンゲリオン』の渚カヲルや『鬼滅の刃』で猗窩座で知られる石田彰が声優を務めたフィッシュ・アイが人気に。その見た目の美しさだけでなく、とても男性声優が声をあてているとは思えない、かわいらしくわがままなぶりっ子キャラが大いにウケた。またフィッシュ・アイは衛に一目惚れをしたことがきっかけで、自分たちが夢を持たないことに疑問を抱くという、メインストーリーが進む上でも重要なポジションを担っていた。
最終的には自分たちが人間の姿でいられる魔法が解けるのを承知でうさぎに協力した、アマゾン・トリオたち。まさに憎めない敵キャラ代表といっていいだろう。
このほかにも、敵同士の激しいいじめが印象的だった『Ｓ』の「ウィッチーズ５」や、『Ｒ』では「あやかしの四姉妹」の長女・嵐のペッツが蒼のサフィールに過去に失恋しているという因縁があったりと、敵キャラたちは各シリーズなんとも個性豊か。あなただけのお気に入りの敵はいますか？
ツイート
シェア
LINEで送る
