■何より徐倫の成長する姿が熱い

 好きなポイント一つ目ェェェェェェェェェ!!!!

「シリーズ初である主人公を女性にしたところ」

 人気のシリーズですから、主人公は無難に男性にしておくという手もあったと思うんです。女性が主役なら格闘シーンも痛々しく見えるかもしれないし、迫力も劣るかもしれない。少年誌だから、見てる読者の少年たちには刺さらないかもしれない。物語の作りやすさや売上のことを考えると、主人公は男性にしておくべきだと思うんです。

 当時、編集側から反対案が出たそうですが、主人公は女性にした。1巻の作者コメントで荒木先生はその理由について、「そのギャップが逆に考えてみると面白いかもと思った。しかも聖母マリア様のような大きな人間愛を持つ人。主人公は女性しかないと思った」とおっしゃってます。

 荒木先生のこの強い意思は、そのまま6部の主人公の徐倫に乗り移っています! part1から始まって1世紀以上続いてきたジョースター家の因縁に、その強い意思で立ち向かう徐倫がめちゃくちゃカッコ良いです!

 好きなポイント二つ目ェェェェェェェェェ!!!!

「設定が刑務所」

 個人的に刑務所が舞台の作品はハズレなし、というぐらい好きです。『ショーシャンクの空に』『ザ・ロック』『グリーンマイル』『プリズンブレイク』『刑務所の中』『極道めし』などなど。

 周りは悪人しかいない、横暴な看守たち、厳戒な警備で脱獄は不可能、主人公たちにとって乗り越えないといけない壁しかない。そこを乗り越えるときの痛快感が堪りません! 不自由な環境で、周りの囚人や因縁と戦う姿、ともに戦う仲間たちとの友情、そんなの面白いに決まってるでしょうが!!!!

 そして最後の好きなポイント三つ目ェェェェェェェ!!!!!

「父・承太郎」

 ほんとに6部は名シーンが山ほどあります。アニメはテレビ放送も始まっていないので、ネタバレに注意してキャラやスタンド能力にも触れず、ストーリーも大まかにしか言わずにここまでやってきましたが(褒めて欲しい)、あの承太郎の父親としての姿が見れてしまうところは……かなり萌えます!

 そんな、父・承太郎が見れる6部は1部からアニメを見てきた人にとっては堪らないはず。要所要所で描かれる、承太郎との絆を徐倫が感じるシーンが、良いんですよね~。

 また何より、主人公徐倫がたくましく成長していく姿が一番の見どころです。テレビ放送を待っているみなさんは、それまでは……窓から星を見て待っていましょう。

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