10月10日から始まったテレビアニメ『鬼滅の刃 無限列車編』が話題になっているが、『週刊少年ジャンプ』(集英社)作品のアニメは、いつの時代でも多くのファンの心をひきつけている。今年は『DRAGON QUEST ダイの大冒険』のアニメがリメイクされ、『SLAM DUNK』の映画化が発表されるなど、1990年代を代表するジャンプ作品が脚光を浴びた年でもある。
90年代は、たくさんの“ジャンプ黄金期”の作品がアニメ化され、いまだに多くのファンが支持。今回はそんな90年代に放送開始、もしくは放送中だったジャンプアニメの「主題歌」に関するアンケート調査を実施。30代から40代の男女300名を対象に、90年代ジャンプアニメの「一番好きなオープニング主題歌」をリサーチした。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■バスケアニメを代表するオープニング主題歌
第3位(9%)にランクインしたのは、井上雄彦氏によるバスケットボール漫画の金字塔『SLAM DUNK(スラムダンク)』の第1期オープニング主題歌『君が好きだと叫びたい』。
同曲は90年代に一世を風靡したビーイング系のバンド「BAAD」の3rdシングルであり、最大のヒット曲となった。この曲のイントロを聴くだけで『スラムダンク』のアニメを思い出すという人はかなり多いのではないだろうか。
曲とともに流れるアニメのオープニング映像も素晴らしく、イントロ部分から宮城リョータのパスを受けた流川楓がダンク。そして陵南の仙道彰、赤木剛憲が次々ダンクを決め、最後に桜木花道が豪快なダンクシュートを叩きこむと同時に歌が始まるという演出は秀逸。
また、さわやかな歌詞を映像化したかのような湘南・江ノ島の美しい風景も印象的で、とくに海岸沿いにある江ノ島電鉄の踏み切りは『スラムダンク』の聖地としても知られている。
この『君が好きだと叫びたい』が一番好きだという人からは「バスケに夢中だった小学生時代を思い出す曲」(38歳・男性)、「懐かしい、心が躍る曲。スラムダンクが頭に浮かびます」(36歳・女性)、「これを聴くとバスケがしたくなる」(45歳・男性)、「スピード感のある曲調が良い」(46歳・女性)といったコメントが寄せられていた。