今回『鬼滅の刃』に関するアンケート調査を10代から40代の男女300名を対象に実施。「コミックスに書かれた一番驚いた裏設定」の第4位から10位までの結果をランキング形式で紹介したい。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■第10位 伊之助の母・琴葉が家を飛び出した理由は、夫がDVをしたから(2.0%)
19巻では「琴葉さんが家を飛び出したきっかけは、夫が泣いている伊之助をうるさいと言って乱暴に揺さぶったからです。夫の手に噛みついた琴葉さんは雪の降るなか伊之助を抱え、裸足で極楽教の寺院まで走っています。琴葉さんの夫と姑が寺院に乗り込んできましたが童磨はうるさいと言って2人を殺し、山に捨てています」という作者コメントが掲載された。
伊之助は母に心から愛されていたということがわかるエピソードに加え、伊之助を虐げた父が、同じように「うるさい」と一蹴されるという、なんとも因果を感じる過去話となっている。
■第9位 胡蝶しのぶは14歳のときに蝶屋敷の主人となった(3.0%)
19巻では「しのぶは14歳のときにカナエに代わって蝶屋敷の主人になっています。亡くなったカナエは17歳でした。蝶屋敷の女の子たちを分け隔てなく実の妹のように可愛がっています。カナエの葬儀の後、妹たちの前ではいつも笑顔でした」と、作者による胡蝶姉妹のエピソードが語られた。コメントの隣には、笑っている昔のしのぶの姿も描かれており、14歳にして多くのものを背負ってしまった彼女に切なさを感じるひとコマとなっている。