こんにちは!この夏まだスイカを食べていない女、徳井青空です!
ついに! ついにやってきた! 10年後の8月こと2021年の8月! そう、テレビアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の放送から10年がたち、つまり「10年後の8月」がついにやってきたのだ。
作品10周年ということで記念企画なども行われており、おめでとうとツイッターでは祝いつつも、あれからもう10年か……と虚空を見つめたオタクさんも多いだろう。オンエア当時は2011年。すでに声優の仕事をスタートしていたが、まだまだただのオタク大学生だった私ももれなくオリジナルアニメ『あの花』の放送を毎週楽しみにしていた。
エンディング曲の流れるタイミングが絶妙でかなりの確立で涙が誘発されていたと思う。ZONEの「secret base ~君がくれたもの~」をカバーしたもので、原曲もすごく好きだったのでアニメでまた聴けたことがうれしかったのを覚えている。カラオケでもけっこう歌うことが多く、特に夏のイベントで好きなアニソンを披露するときなんかはやっぱり歌いたくなる。この曲を歌うことで、その日が、10年後も忘れられない最高の思い出の今日になる気がするのだ。
さかのぼることさらに10年、昼ドラマ『キッズウォー3』の主題歌だったこの曲。夏休みの小学生だった私は、エアコンのない畳の部屋で唯一の冷感アイテムであるポッキンアイスを険しい顔でかじりながらこのドラマを見ていた。午前中『タッチ』の再放送が終わった後の昼からは『大好き!五つ子』見て『キッズウォー』みて夕方の『キテレツ大百科』の再放送までだらだらと日が暮れて涼しくなるのを待つ。
小学校の高学年になると周りの女子はアニメからテレビドラマに夢中になり、学校での話題もアイドルが中心なので、「そう言われてみれば私も嵐に興味が出てきた気がするかもしれない……」と流れに乗ってなんとなくドラマなどをチェックしていた。