■『ONE PIECE』公式も反応した迫真のパフォーマンス

 砲丸投げのアメリカ代表、ペイトン・オッターダール選手は、入場シーンで『ONE PIECE(ワンピース)』のキャラクター・フランキーの独特のポーズを披露。おなじみの「スーパー!」の決めゼリフまでしっかりと完コピしていた。

 さらに陸上男子走り幅跳びのギリシャ代表、ミルティアディス・テントグルー選手は、やはり入場のシーンで『ワンピース』の主人公モンキー・D・ルフィのポーズを披露。ルフィが「ギア2(セカンド)」を発動するときに見せる、片腕を地につけるポーズをまねて、世界中のワンピース好きを喜ばせた。

 男子20キロ競歩に出場したイタリア代表のマッシモ・スタノ選手も、同国チームの公式ツイッターに写真を投稿。東京五輪で獲得したばかりの金メダルを首にかけ、『ワンピース』ルフィの「ギアセカンド」のポーズを披露した。

 ちなみにこの3名が見せたパフォーマンスに『ONE PIECE』の公式ツイッターが反応。出場選手がまねた該当キャラやシーンを紹介しながら、東京五輪での健闘を称えていた。


 今回の東京五輪では、このほかにもたくさんの選手が日本のアニメや漫画にまつわるコメントを発表している。アニメや漫画は日本を象徴するカルチャーとして世界中から愛され、認知されているという証なのかもしれない。

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