アニメや漫画にはペアと呼ばれる二人組キャラクターが描かれることが多く、ときには親友、ときにはライバルのような熱い関係性で我々を楽しませてくれる。そして、ペアに次いで多く描かれるのが「トリオ」の関係。最近では『鬼滅の刃』の竈門炭治郎・我妻善逸・嘴平伊之助、『呪術廻戦』の虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇のように、個性がぶつかり合う三人組が人気を集めている。
そこで今回は、これまで数々の名物トリオを生んだ『週刊少年ジャンプ』にテーマを絞り、「一番相性がぴったり・バランスがいいと思うトリオ」についてアンケート調査を実施。10代から40代の男女200人の回答から名前が挙がったトリオを、順位別にコメントつきで紹介したい。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
まず第3位に選ばれたのは、10.0%の得票率を得た『NARUTO-ナルト-』のうずまきナルト・うちはサスケ・春野サクラ。
三人ははたけカカシ率いる第七班のメンバー。まっすぐで親しみやすいキャラクターのナルトと、ナルトのライバルでクールなサスケ、サスケに恋をする努力家のサクラという組み合わせで、物語序盤では12〜13歳の彼らが成長していく様子が描かれた。
特に一部の終盤でサスケが里を抜けるまでの“スリーマンセル”での行動に思い入れがある読者が多いようで、選んだ人からは「小学生のとき、いつもアニメを楽しみに見ていた。同年代だった初期が一番思い出深い」(29歳・男性)、「三人の絆が徐々に強くなっていくのを感じたから」(34歳・男性)、「日本を代表する作品。三人組といえばナルトをまず一番に連想します」(42歳・女性)というコメントが寄せられた。また「長期にわたる別離はあったものの、最後は収まるところに収まったので感無量」(38歳・男性)、「長い年月応援してきたから」(33歳・女性)という意見も目立った。