昨年末、実際に動く実物大ガンダムが設置された施設「ＧＵＮＤＡＭ ＦＡＣＴＯＲＹ ＹＯＫＯＨＡＭＡ』がオープン。巨大なモビルスーツが現実世界で動く姿を見て、感動したガンダムファンも多いはず。動くガンダムが実現可能ならば、いずれはメカが変形するところも見られるのでは……なんて妄想をいだいたロボット好きもいることだろう。
そこで今回は、３０代から５０代の男性ファン３００名を対象に、宇宙世紀の『ガンダム』作品に登場する好きな可変機体に関するアンケート調査を実施。「ガンダムファンから愛された可変機体」をランキング形式で紹介していこう。（アンケートサイト「ボイスノート」協力）
■主役機はやはり強い！
「宇宙世紀の可変機体」というくくりなので、ガンダム作品に詳しいファンならトップ２に来そうな機体の予想はできたかもしれない。１位「Ｚガンダム」（３６.３％）、２位は「ＺＺガンダム」（１４％）と、テレビアニメシリーズの歴代主人公機が１、２フィニッシュする、ある意味妥当な結果になった。
１位のＺガンダムは『機動戦士Ｚガンダム』のタイトルにもなった主役機ながら、初登場したのは物語の中盤に差しかかろうという第２１話。それもアポリーが運搬してきたときは飛行形態の「ウェイブライダー」状態で、あのスタイリッシュなＭＳ形態が公開されたのは第２２話のことだった。
「ウェイブライダー」の形態になると機動性能が大幅に向上し、劇中では上に百式を乗せて高速飛行する場面も見受けられた。しかもウェイブライダーは単独で大気圏突入することも可能で、かなり汎用性の高い機体と言えるだろう。
ちなみにアニメの最終話では、カミーユはウェイブライダー形態でパプテマス・シロッコの乗るジ・Ｏに突撃し、コクピットを貫いて撃破している。
そんな可変機Ｚガンダムをこよなく愛するファンからは「人型から、あれほどきれいにウェイブライダーになることに驚いた」（３３歳・男性）、「Ｚのスリムなフォルムが好き」（３７歳・男性）、「あの複雑な変形機構をどうやって思いついたのか感心する」（４３歳・男性）などのコメントが寄せられていた。
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