■華麗な変身シーンで視聴者を魅了した戦闘ヒロイン
そして、第１位に輝いたのは２０.３％という圧倒的な得票率を集めた『美少女戦士セーラームーン』だった。
１９９２年から連載された武内直子氏による同名コミックが原作で、同年に放送開始したアニメが空前の大ヒット。たちまち変身少女アニメの代表格となった。初代アニメ“無印”の放送後も『Ｒ』『Ｓ』『ＳｕｐｅｒＳ』『セーラースターズ』とシリーズは続き、そのたびに増えていったセーラー戦士たちだけでなく、敵キャラクターのビジュアルのかわいらしさも話題を集めた。
「無印」の物語はドジな中学生・月野うさぎが仲間とともに幻の銀水晶を探すために妖魔と戦うというもので、セーラー戦士たちはそれぞれ惑星がモチーフとなっている。そんな「セーラームーン」のバトル衣装といえば、レオタードでミニ丈のセーラー服。キャラクターによってカラーや靴の細かなディティールが異なっている。
選んだ人からは「いつもセーラームーンごっこをしてました」（３２歳）、「今見てもかわいい！」（４１歳）、「色使いも短いスカートも本当にかわいいから」（３９歳）、「たくさんいるキャラクターによって色が違うのもよかった」（２９歳）、「服だけでなく、変身グッズもかわいいから」（３３歳）というコメントが寄せられた。今でも『セーラームーン』のグッズを購入するオトナ女子も多いようだ。
上位に『なかよし』原作のアニメが多く並んだ今回のランキング。同誌が変身少女アニメというジャンルでも画期的だったことがうかがえるアンケート結果となった。
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