■赤井と僅差で安室が3位に
そんな赤井と僅差で第3位となったのは、11.5%の人に支持された安室透。赤井とはライバルのような関係で、なにかとペアで扱われることも多い。
色黒で金色に近い茶髪、タレ目のイケメンキャラである安室。性格も人当たりがよく、実際に作中で園子や歩美が「イケメン」と評している場面もある。その正体は喫茶店ポアロのアルバイト店員というだけでなく、私立探偵、黒の組織のバーボン、公安警察ゼロの降谷零とさまざまな顔を持つ謎の多い人物だ。
2018年に公開された22作目の映画『ゼロの執行人』ではメインキャラクターをつとめており、日本での興行収入は91億8000万円を突破。ちまたではファンが「安室の女」と自称し、関連グッズが爆発的に売れるなどの社会現象を巻き起こした。
選んだ人からは「『コナン』の中ではダントツイケメン」(27歳)、「タレ目に青い瞳がかっこいい」(45歳)、「背負っているものが大きいのに、ふだんは笑顔でいるところに引かれます」(36歳)、「クールさと優しい顔の二面性が大好き」(33歳)という愛あるコメントが多く届いた。
なお安室と赤井は、それぞれ声優を古谷徹と池田秀一という『機動戦士ガンダム』のアムロ&シャアコンビが務めており、キャラの名前もガンダムと声優の名前を掛け合わせたものとなっている。それゆえ、安室と赤井をペアで推している人もかなり多いようだ。
続く第2位には怪盗キッドがランクイン(13.0%)。原作者・青山剛昌氏による『コナン』以前の連載漫画『まじっく快斗』の主人公であり、コナンのライバルとして作中に登場する怪盗キッド。変幻自在・神出鬼没の大怪盗であり、白いタキシードにシルクハットとマント、片目にはモノクルをつけたマジシャンのような格好が特徴的だ。
本名は黒羽快斗という江古田高校に通う高校生だが、その素顔は工藤新一そっくりで、声優も新一と同じく山口勝平が務めている。そのため、作中ではキッドが新一にふんするシーンも何度か見られた。
劇場版3作目の『世紀末の魔術師』から、現時点での最新作『紺青の拳』まで、映画にメインとして登場することも多い怪盗キッド。アンケートでは、「キザな振る舞いがかっこいい」(25歳)、「華がある見た目をしているから」(34歳)、「かっこいいのにたまにヤンチャな表情もあってステキです」(37歳)、「余裕があって自信満々の笑みが印象的」(16歳)というコメントが寄せられた。