■ファンが圧倒された剣心の完璧ビジュアルと高等アクション
そして、４１.３％という圧倒的な得票率で第１位となったのは、佐藤健演じる主人公・緋村剣心。
かつては人斬り抜刀斎として恐れられるも、現在は人が斬れない逆刃刀で「不殺の誓い」を立て流浪人として生活する剣心。中性的な見た目でおっとりした様子やどこか抜けているところが印象的な青年だ。
演じた佐藤健は、２００７年に『仮面ライダー電王』（テレビ朝日系）の主人公・野上良太郎役で初主演を果たし、以降はテレビドラマを中心に活躍。２０１０年にはＮＨＫ大河ドラマ『龍馬伝』の岡田以蔵役で時代劇に初挑戦し話題に。『るろうに剣心』では時代劇２作目とは思えない本格的な剣技も披露した。
佐藤が演じた剣心は、彼の口ぐせである、おどけた「おろ」もかなり自然。いっぽうで抜刀斎として剣をふるう際には強者のオーラがあり、真剣な表情やアクション技術の高さというギャップで観客を魅了した。
選んだ人からは「かっこいいだけでなく、かわいいところもあるから」（２６歳・女性）、「ミステリアスさが魅力」（２４歳・女性）、「いつまでも剣心を演じていてほしい」（２８歳・女性）、「るろ剣実写化と聞いて当時は不安だったけど、今ではもう佐藤健以外考えられません」（３８歳・女性）、「アクションシーンがカッコいい！」（３３歳・男性）、「実写化しても自然だから」（３２歳・男性）というコメントが寄せられた。
なお、４位以下には福山雅治の演じた剣心の師匠・比古清十郎や、江口洋介の演じた斎藤一など、そうそうたるメンバーがランクイン。いずれも実写化ながら自然な外見・演技が高く評価された。４月２３日より公開される『るろうに剣心 最終章 Ｔｈｅ Ｆｉｎａｌ』では、剣心の元妻・雪代巴役として有村架純が、最後の敵・雪代縁役として新田真剣佑が出演する。せんだって公開されたビジュアルの再現度の高さに、この２人にも少数ながら票が集まっていた。
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