実写映画『るろうに剣心』シリーズの最終章2部作のうち、前編にあたる『るろうに剣心 最終章 The Final』が、約10か月の公開延期期間を経て、4月23日よりいよいよ公開となる。最終章では佐藤健演じる主人公の緋村剣心が、新田真剣佑演じる最後の敵・雪代縁と戦い、また過去に自身に「不殺の誓い」をたてた理由にもふれる。
人気漫画の実写化は賛否の評価を集めるが、迫力あるアクションシーンやキャラクターの再現度の高さで「実写化大成功」と評判の同シリーズ。今回は映画の公開を記念して、10代から40代の男女300人に原作のキャラと映画のキャストの一覧画像を見てもらい、「再現度が高いと思うのはどのキャラクターか」というアンケートを実施。特にビジュアルが人気となったキャラクターベスト3を紹介したい。(アンケートサイト「ボイスノート調べ」)
まず、6.3%の得票率で第3位となったのは藤原竜也の演じた志々雄真実。志々雄は人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心の後任として幕府要人の暗殺にあたっており、劇場版への登場は2・3作目の「京都大火編」「伝説の最期編」。剣心の最大の宿敵として登場した。
過去に同士に裏切られ全身にやけどを負ってしまったため、包帯まみれの姿というインパクトある見た目をした志々雄。実写化不可能かと思われたその外見を完璧に再現したのは藤原竜也だ。目元と口元しか見えていないことに加え、その顔も特殊メイクでかなりひどいやけどの痕を表現しているので、一見すると藤原だと気づく人も少なそうだ。
藤原といえば『デスノート』『カイジ』などの実写化作品や舞台で知られる実力派俳優。今回は、志々雄の鬼気迫る戦い方や圧倒的な強さも高く評価されていた。
選んだ人からは「現実に志々雄がいた……」(32歳・男性)、「迫力あって怖すぎ!」(38歳・男性)、「藤原竜也に演じてもらえてよかった」(40歳・女性)、「まさか志々雄が実写化できるなんて」(44歳・男性)、「やけど痕のクオリティが高すぎて驚いた」(25歳・女性)、「最終決戦は胸が熱くなりました」(36歳・男性)というコメントが寄せられた。