4月1日はエイプリルフール。本来、エイプリルフールとは罪のない嘘やいたずら、悪ふざけなどでみんなを笑わせ楽しむ日だといわれている。しかし漫画やアニメでは、常日頃から嘘をついたりズルをして人をかく乱する、ちょっと困ったキャラクターもまた人気。そこで今回はエイプリルフールを記念して、10代から40代の男女300人を対象に「嘘つきで連想するキャラクター」について回答を集めた。幅広い世代からのアンケート結果をランキング形式で紹介する。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
まず、第3位になったのは『ルパン三世』の峰不二子。10.3%の人に選ばれた。
不二子といえば、ルパン一味の仲間として行動するときもあれば、自分の目的のためにはいとも簡単に他人を裏切る正体不明のキャラクター。いっぽうセクシーでグラマーな見た目から“魔性の女”キャラクターの先駆け的存在とも言われており、老若男女問わず世代を超えて高い人気を誇っている。
裏切り者のイメージがあるためか、「悪女の典型」(45歳・男性)、「ルパンに登場するキャラの中で一番悪いと思う」(38歳・男性)、「本心が見えないから」(49歳・女性)、「色仕掛けがズルすぎる」(28歳・女性)という声が集まった。しかし、「それでも憎めない」(44歳・男性)、「一番好きなアニメキャラクターです」(39歳・女性)、「だまされたい」(42歳・男性)といった不二子ファンからの熱いコメントも多かった。
続いて第2位には、14.7%の得票率で『ドラえもん』の骨川スネ夫がランクイン。スネ夫はいつもジャイアンの後ろをついて歩く腰巾着で、口が達者でひきょうなイメージがあるキャラクター。金持ち自慢をしたりイヤミを言ったりと、攻撃的なジャイアンとは違ったベクトルでのび太をいじめる、意地悪な人物として描かれている。
そんなスネ夫の最も印象的なセリフの一つが、新しいおもちゃなどを自慢しては「3人用だから」と言って、のび太だけ仲間外れにするところだろう。
選んだ人からは「ずる賢いから」(18歳・女性)、「こういう子、小学生のときにいたなーと思う」(35歳・女性)、「見栄っ張りで性格が悪い」(44歳・女性)、「本当はジャイアンに反発しているのに、一番ずるいポジションにいるから」(26歳・男性)という声が寄せられた。小学生ながら、かなり狡猾なキャラクターというイメージを持つ人が多いようだ。