1位はZガンダム『水の星へ愛をこめて』 ガチファンが選んだ、一番好きな「歴代ガンダム主題歌」ランキングの画像
画像はCDアルバム『機動戦士Zガンダム SPECIAL』(キングレコード)ジャケットより

 “ファーストガンダム”とも呼ばれる『機動戦士ガンダム』(1979年放送開始)の放送開始から40年以上経過した現在もファンを魅了し続けている「ガンダムシリーズ」。華々しいメカ同士の激突やドラマチックなストーリー展開もさることながら、物語を盛り上げる主題歌の素晴らしさは多くの人が認めるところだろう。

 そこで今回はガンダムファンを対象に、カラオケなどでよく歌う「一番好きなガンダムソング」をリサーチ。ガチなガンダムファンから計541件の回答が寄せられた。回答者の男女比率は男性87.8%、女性12.2%。もっとも回答の多かった年齢層は45歳~49歳(30.7%)と、ファーストガンダムからよく知っている世代が中心だった。(集計期間:2020年9月12日から2021年3月16日)

■劇場版の忘れられない名曲!

 まず第3位となる支持(得票率10.5%)を集めたのが、映画『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』の主題歌である『哀 戦士』。「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」などで活躍したミュージシャン、故・井上大輔氏が歌と作曲を手がけた名曲だ。

 ガンダムの総監督・富野由悠季氏と井上氏は同じ大学の同窓生で、ほかにも『めぐりあい』や『風にひとりで』『ビギニング』といった劇場版の曲を担当。井上氏の生み出した、どこか哀愁を感じさせるメロディと歌声は『機動戦士ガンダム』の世界観にマッチしており、とくに往年のガンダムファンから絶大な人気だった。

 ちなみに同曲の作詞を務めた“井荻麟”とは、富野由悠季氏のペンネームである。

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