3月25日、東京・ヒューリックホール東京にて、2.5次元ダンスライブ「S.Q.S」Episode 6「キソセカイステージ:zwei『アカイホノオ』」が開幕。
2.5次元ダンスライブとは、原作の楽曲音源を使用し、アクターたちのダンスパフォーマンスで『2.5次元』に再現したステージのこと。
「S.Q.S(スケアステージ、通称:スケステ)」は、2.5次元に存在する架空の芸能プロダクション、ツキノ芸能プロダクション(通称:ツキプロ)に所属するSolidS(ソリッズ)とQUELL(クヴェル)の2つのユニット「SQ(スケア)」の日常や芸能活動の様子を描いたシリーズCDを原作にしたステージで、1幕は芝居パート、2幕はダンスライブが楽しめる構成が特徴の舞台シリーズとなっている。
2018年5月のEpisode1の公演を皮切りに、Episode5までを上演。2ndシーズン最後を飾るEpisode6は2020年7月上演予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となった。今回は2.5 次元ダンスライブ「S.Q.S」シリーズとしてはおよそ1年ぶりの公演となる。
本稿では3月25日に行われた「Ver.BLUE」の公開ゲネプロについてレポートする。
「キソセカイ」の世界観は、スチームパンク風の衣装や舞台セットが特徴。キソセカイの人々は、特殊技能や特殊技巧を持つことで特権的地位を確立している職人集団「ギルド」を結成しており、SolidSとQUELLはそれぞれ機械都市『朱雀』を拠点としている。
ファンタジックな設定に加え、まず驚かされたのが会場に入るとすぐに目に入るステージ両サイドの大きな歯車。これから始まる壮大な物語に期待が高まった。
機械都市では、難関といわれる「マイスター」を目指す者が多く、その生涯をかけて称号を得るための資格試験に挑戦しつづける者もいるという。今回は史上最年少で「マイスター」となったSolidSの篁 志季とQUELLの和泉柊羽をはじめとしたSolidS・QUELL各メンバーに加え、ゲストキャラクターである「ツキステ。」の師走 駆と水無月 涙、「イブステ」の大原 空と神楽坂宗司と八重樫剣介、そして「マイスター」を目指すある青年とのやりとりが描かれている。