■作中に描写があるキャラクターは印象深い？
第２位には３２票で『巨人の星』の花形満が選ばれた。
主人公・星飛雄馬のライバルでお金持ちキャラの花形。もちろん野球の腕前もかなりのものだが、彼が選ばれた理由は、実家が自動車メーカー・花形モーターズを経営しているためだろう。なお、花形には小学３年生時点で無免許でスポーツカーを乗り回すという不良少年だった過去もある。
そして、堂々の第１位に選ばれたのは『ルパン三世』のルパン三世。５４票という圧倒的な票数を集めた。
神出鬼没の大泥棒のルパンが第１位という結果に。アニメには実際にメルセデスベンツやアルファロメオ、フォルクスワーゲンにルノーなどたくさんの高級車が登場しており、ファンからも車乗りの印象があるのかもしれない。また、ルパンが車に乗りそこねるというおもしろアイキャッチも印象深い。
『ルパン三世』の作画監督として活躍し、３月１５日に惜しくもこの世を去ったアニメーターの大塚康生氏は車好きだったことで知られている。ルパンの愛車であるフィアット５００は、大塚氏が番組制作時に乗っていた愛車だという。
なお、「クルマ選びとクルマの利用に関する調査２０２１」内では「高級車が似合うアニメキャラ」も発表。こちらは第５位に『ゴルゴ１３』のデューク東郷（１４票）、第４位に『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の中川圭一（１５票）、第３位に『ちびまる子ちゃん』の花輪和彦（２２票）、第２位に『ドラえもん』の骨川スネ夫（２７票）、第１位に『ルパン三世』のルパン三世（６６票）が選ばれるという結果になった。ルパン、スネ夫、中川はどちらにも名を連ねているが、特に高級車ランキングでは、お金持ちキャラが多く選ばれたようだ。
◆調査タイトル：クルマ選びとクルマの利用に関する調査２０２１
◆調査対象：ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする自家用車を持っており、運転することがある２０歳から６９歳の男女
◆調査期間：２０２１年２月１０日～２月１２日
◆調査方法：インターネット調査
◆調査地域：全国
◆有効回答数：１,０００サンプル
◆実施機関：ネットエイジア株式会社
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