株式会社ホンダアクセスは「スポーツカーが似合うアニメキャラ」というテーマで調査したランキング結果を発表。これは自家用車を持っている20歳から69歳のドライバー1000名を対象としたアンケートを元にランキング化したもので、「クルマ選びとクルマの利用に関する調査2021」内でインターネット調査が行われた。
第4位に選ばれたのは『シティーハンター』の冴羽リョウ(14票)。ハードボイルドコメディ作品として知られる『シティーハンター』の主人公である冴羽リョウは、新宿を拠点として活動しているプロの掃除屋。クールでニヒルな外見とは裏腹に、美女からの依頼しか受けないというポリシーがあったり、「もっこり」という口癖があったりとかなりスケベなクセの強いキャラクターだ。
アニメでは冴羽リョウが車に乗って活躍するシーンも多く出てくる。特に冴羽はクラシックカーがお気に入りのようで、その中でも印象が強いのは登場回数の多い赤いミニクーパーだろう。ほかにもアニメではフィアット・ウーノ・ターボ、ホンダCR-Xなどが登場する。劇中ではときに激しいカーチェイスシーンもあるためか、オトコの魅力を感じる冴羽リョウには「スポーツカーも似合いそう」と感じたファンが多かったのかもしれない。
なおシティーハンターでのスポーツカー乗りといえば、美人刑事の野上冴子。リョウが引くほどのデカいエンジン音を鳴らす真っ赤なポルシェ911ターボが愛車で、2019年公開の映画『劇場版シティーハンター新宿プライベート・アイズ』でもバッチリと勇姿を見せていた。
同票で第4位になったのは『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の中川圭一。『こち亀』きってのお金持ちキャラで知られる中川は、主人公・両津勘吉の後輩にして、黄色い特注の制服を着こなすイケメン巡査だ。作中では女性にモテモテで頭もよく、非の打ちどころがない好青年として描かれている。
中川は世界的大企業「中川コンツェルン」の御曹司で、愛車として約5000台の高級車を所持しているという設定。中川がスポーツカーのランボルギーニやフェラーリを乗り回している姿はなじみがある読者も多いはず。なおその運転の腕前はプロのF1レーサー並みだという。今回4位にランクインした理由も中川には「スポーツカー」というイメージが強いためかもしれない。
第3位には『ドラえもん』の骨川スネ夫がランクイン(18票)。国民的アニメ『ドラえもん』のお金持ちキャラスネ夫。自身は小学5年生のため車を運転する描写はないが、父が会社の社長で金持ちであることをいつも自慢しているためか、スポーツカーのような高級車のイメージを持つ人が多いようだ。
なお、未来のスネ夫はパンチパーマになっており、左ハンドルのオープンカーを運転している場面が映画『のび太の結婚前夜』で登場している。