中川翔子
中川翔子

 3月16日、タレントの中川翔子(35)が自身のYouTubeチャンネル「中川翔子の『ヲ』」に新しい動画を投稿。たった5分でゲーム『ドラゴンクエストV』のイラストを描く様子を公開し話題を集めた。

 これまでアップした動画で、『鬼滅の刃』の炭治郎や禰豆子や胡蝶しのぶを5分という時間制限で描きあげ、その画力と筆運びの早さでファンを驚かせてきた中川。今回は「子どもの頃から描いてたものが(5分で)いきやすいんじゃないかな」と、『ドラゴンクエストV』のダブルヒロイン・ビアンカ&フローラのイラストに挑戦することに。

「慌てると鳥山タッチはすごい難しいんですけど」と不安そうな表情を見せていた中川だったが、さっそくビアンカの顔を描き始めると、ものの1分で首から上が完成。複雑に見える三つ編みヘアも迷うことなく描きあげた。

 1分40秒が経過したところで早くもビアンカを完成させ、次はフローラを描くことに。こちらもビアンカとほぼ同じスピードで描きあげ、余白にホイミスライムやスライムを描く余裕さえみせた。

 ここまで完成させたところで、経過時間はまだ4分。最後に陰影などの細かいディティールを書き加えて制限時間の5分を迎えた。中川は完成したイラストをまじまじと見てあらためて「鳥山タッチは難しいね」「フローラが知らない村の知らないお嬢さんみたいになっちゃった」と反省。しかし幼いころから何度も2人を描いていたことで、描き方を手が覚えていたようだ。

 中川は、アンソロジー形式で刊行されていた『4コママンガ劇場』(スクウェア・エニックス)にマンガを投稿していた過去も告白。一番描いたキャラはアリーナ(『ドラゴンクエストIV』)であると明かし、いつか『ドラクエ』のヒロインたちの集合絵を描きたいと締めくくった。

 筆ペンゆえにミスは許されないなか、ノーカットで投稿されたイラストの過程には少しのムダもなく、その筆運びにファンからは感心の声が届いた。「しょこたんのすごさと、ドラクエ愛を感じました」「なぜ何も見ずに描けるんだろうか?」「ぼくなんて5時間かけてもこんなうまい絵なんて書けない」「何人もの作家さんの画風を描き分けられる、下書きなしで一発で描ける、速く描けるとか何種類もの才能がつまってる!」と絶賛コメントが寄せられた。

 くしくも動画が投稿された時間は、中川もゲストとして登場していた『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の真っ最中。この日は「絵心ない芸人」特集だったため、芸人たちと中川の画力の違いに腹を抱えたファンも多かったようだ。

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