ザク、ジム、それとも…!? 歴代ガンダム「一番好きな量産型モビルスーツ」ランキング(宇宙世紀編)の画像
画像はバンダイのプラモデル『RG 機動戦士ガンダム MS-06F 量産型ザク 1/144スケール』パッケージより

機動戦士ガンダム』シリーズでは、基本的にワンオフ機であるガンダムタイプのモビルスーツが主人公機として登場。もちろん性能で勝る主役機の活躍を軸としてストーリーは展開するが、ガンダムファンの中には陣営を問わず「主役機より量産型モビルスーツのほうが好き」という声も根強い。

 そこで今回は宇宙世紀のガンダム作品の中で「一番好きな量産型モビルスーツ」をリサーチ。ガンダム作品を知る30代から50代の300名を対象にアンケート調査を実施した。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)

■バリエーションが豊富な地球連邦軍の量産機

 第3位(6.3%)にランクインしたのは、地球連邦軍の初の量産型モビルスーツ「ジム」。試作機であるガンダムをベースに量産化された機体で、初代『機動戦士ガンダム』のアニメを始め、さまざまな作品に登場する。

 初代ガンダムのアニメでは、ジムはジオン軍の優秀な機体に撃破されるシーンが多かったので性能が低く思われがちだが、基本スペックはジオン公国軍の主力だった「ザクII」よりも上。ビーム・スプレーガンのようなビーム兵器まで装備していた。

 劇場版『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の中では、そんなジムの優秀さが分かるシーンもあった。ジムとリック・ドムの編隊が激突する場面で、1機のジムがすれ違いざまのドムの攻撃を回避。すぐさまバックパックのビームサーベルを抜き、リック・ドムの胴をぶった切る白熱したバトルに興奮したファンもいるかもしれない。

 その後の作品では狙撃や砲撃仕様など、武装の異なるジムのバリエーション機体が多数登場。地球連邦軍を代表する量産機として、さまざまな作品、さまざまな場面でジムの活躍が描かれている。

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