■どんなときも心優しい優等生
24%という圧倒的な支持を得て、栄えある第1位に選ばれたのは“たまちゃん”こと「穂波たまえ」だった。
三つ編みとメガネが印象的な女の子で、まる子とは大の仲良し。突拍子もないまる子の行動に振り回されがちだが、それでもしっかりとつきあってくれる温厚な性格をしている。
適当でガサツなまる子とは対照的にまじめで責任感が強く、まる子にお願いされると断れない流されやすい部分も……。自己主張はあまりできない反面、心の中で“タミー”というアルプスの少女になりきって本音を語ったり、鋭いツッコミを見せるなど、ふだんとのギャップを見せてくれるのもたまちゃんの魅力だ。
ちなみに娘のたまえを溺愛するカメラ好きの父親に対してだけは、強い口調で叱りつけるシーンも見受けられる。
そんなたまちゃんを選んだ人の理由として「優しい」(35歳・女性)、「友達思い」(33歳・女性)など、多くの人が性格の良さを挙げていた。
ほかにも「陰な感じが合いそう」(30歳・女性)、「落ち着いているし、間違っていることは指摘してくれそう」(40歳・女性)といった意見もあり、とくに女性から多くの支持を集めていた。
■お友達になりたくないキャラにも傾向が……
今回のランキングで上位に来たキャラクターは、理由も納得できる良い子ばかり。逆に作中に頻繁に登場しているキャラにもかかわらず「永沢くん」「藤木くん」「みぎわさん」あたりは結果的にふるわなかった。この顔ぶれを見ると、読者が「友達になりたくない」と思う理由も何となく察することができるかも……!?
アンケートサイト「ボイスノート」調べ
https://www.voicenote.jp/