1月20日、テレビ朝日公式YouTubeチャンネル『動画、はじめてみました』が新しい動画を投稿。霜降り明星・粗品(28)と弘中綾香アナ(29)が選ぶ、「2020年の神曲」を発表した。
今回の動画は「2020年に一番グッときた曲」がテーマで、粗品は2020年の紅白歌合戦にも出場したYOASOBIの「夜に駆ける」をプッシュ。「2020年で一番印象に残ってる」と感慨深い表情を見せた。次いで話を振られた弘中アナは「LiSAさんの……」と話しながら、LiSAが歌った人気アニメ『鬼滅の刃』のオープニング曲「紅蓮華」の冒頭部分を口ずさんでみせた。つい歌ってしまった弘中アナに粗品が視線を送ると、弘中アナは「歌っちゃった……」と赤面。粗品は「初めて弘中さんの歌声聴きましたね」と弘中アナをからかうやりとりも見られた。
一方の粗品は「2020年の曲ではない」と前置きしつつ、「田中秀和さんっていう作曲家の方がめっちゃ好きで、アニソンを多く手がけられている方なんですが」と作曲家の田中秀和氏についてアピール。田中氏といえば、神前暁氏ら多くの有名作家が所属するアニソン制作集団・MONACAに所属する人物で、『THE IDOLM@STER』の挿入歌「自分REST@RT」や、アニメ『アイカツ!』のエンディング「カレンダーガール」などを手がけたことで知られる作曲家。
粗品は、田中氏による2012年のテレビアニメ『這いよれ!ニャル子さん』のオープニング曲「太陽曰く燃えよカオス」で、その世界観に猛ハマりしたようで、「これほんまに1回聴いて! めちゃくちゃええから!」と弘中にアピール。「(アニソンファンの)界隈では社会現象ぐらいになってて、田中秀和エグいなと」と、その才能に驚いたそうだが、田中氏による翌2013年放送の第2期『這いよれ!ニャル子さんW』のオープニング曲「恋は渾沌(カオス)の隷也(しもべなり)」を聞いてまた驚愕。「2期も同じようなテーマソング作るけど1曲目を超えてくる! しかも同じ曲調の同じ手法で超えてくる! これがなかなか難しい。ほんでまた次、3曲目も超えてきたから。本当震えましたね……」と田中の曲を絶賛し、「2020年の曲ではないけど今でも語れる」と勢いのあるトークを展開した。
M-1グランプリ、R-1ぐらんぷりの二冠達成だけでなく、1月7日には自身の音楽レーベルを立ち上げ才能を発揮する粗品の熱弁に、弘中アナも「聞いてみたい」と興味を示していた。